チベット密教瞑想入門 <2> ソナム・ギャルツェン・ゴンタ
「チベット密教瞑想入門」 <2>
ソナム・ギャルツェン・ゴンタ 2011/08 法蔵館 単行本 261p
★★★★★
ようやくこの本をゆっくり読める段取りとなった。前回読んだのは、昨年10月。当ブログは、「3・11天地人」カテゴリのもと、3・11関連の読書に明け暮れていた。新刊としてでたこの本を読むのは、流れとしては唐突だったが、その光は、かなり眩しいものであった。
現在の「プロジェクト567」カテゴリの中で、7冊残った中の6冊目に、この本が位置している。鈴木俊隆「禅のいざない」や「Osho Zen Tarot」とも、よく共鳴しあうような内容である。
アトランティスの水没時において、何れはやがて同じ状況に接するだろう、という宣託があった限り、この3・11をアトランティスつながりであると判断することは当然のことである。
さて、あの時、天空に現れた、ムーからの龍、とは一体何か。しかも、あの時の、最大限の助力をするだろう、という約束。今思えば、ムーからの龍の加護とは、まさに、この本にあるような内容なのではないだろうか。
この本は、本格的な一冊である。タントラの道を歩もうとする人にとっては、重要な一冊となろう。タントラとZEN。よくも悪くも、20世紀を象徴し、21世紀を指し示す、貴重な指標である。
この巻末には、よくわからないものの、チベット表記の経典が印刷されている。先に読んだ「ダライ・ラマ法王、フクシマで語る」についていた、CDでチベット版の般若心経でも聞いて瞑想すれば、結構、その気分にはなれそうだ。
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