OSHO ZEN TAROT <67> INTENSITY(激しさ)
OSHO ZEN TAROT <67>
25. INTENSITY(激しさ)
禅はこう言う——偉大な言葉と偉大な教えは生死をわける敵だと思うがいい、と。それらを避けることだ。あなたは、あなた自身の源泉を見いださなければならないからだ。
あなたは従う人、真似する人であってはならない。一個のオリジナルな個人でなければならない。どんなガイドもなく、道案内の教典もなく、あなた独りで自分のもっとも奥深い核を見いださなければならない。
それは暗い夜だ。だが、問いかけるその激しい火によって、あなたはかならず日の出に辿り着く。激しい問いかけで燃え立った人はみな、日の出を見いだしてきた。
ほかの者たちはただ信じるだけだ。信じる者たちは宗教的ではない。彼らは信じることで、宗教の最大の冒険を避けているだけだ。Osho Zen: Turning In Chapter 10
解説:
このカードの人物は矢の形をとり、自分がどこに向かっているのか正確に知っている人の、ただ一点に向けられた集中力とともに進んでいます。彼はひじょうに速く進んでいるために、ほとんど純粋なエネルギーになっています。
しかし、その激しさを、Aという地点からB という地点に行き着くために猛スピードで車を運転してしまう、躁病的な興奮状態と勘違いしてはいけません。そうした激しさは、空間と時間という水平の世界のものです。
「火の騎士(ナイト)」によって表わされている激しさは、現在の瞬間という垂直の世界——今だけがありうる唯一の瞬間で、ここだけがありうる唯一の空間だという認識に属しています。
「火のナイト」の激しさで行動すれば、まわりに波紋を生み出すことになるでしょう。あなたがそこに在ることによって高揚し、リフレッシュされたと感じる人もいるでしょうし、逆に、怖くなったりイライラしたりする人もいるでしょう。
それでも、他人の意見は取るに足りません。まさに今、あなたを引きとどめることのできるものはなにひとつありません。Copyright © 2012 Osho International Foundation
| 固定リンク
「32)プロジェクト567」カテゴリの記事
- 東日本大震災 あの時、岩沼では…。 宮城県岩沼市国井印刷(2012.05.25)
- 再読したいこのカテゴリこの3冊「プロジェクト567」編(2012.05.26)
- 再読したいこのカテゴリこの3冊「プレムバヴェシュと孫たちの対話」編 (2012.05.25)
- 再読したいこのカテゴリこの3冊「地球人スピリット宣言草稿」編(2012.05.25)
- 再読したいこのカテゴリこの3冊「センダード2011」編(2012.05.25)
コメント