プロジェクト567 <11>大いなる挑戦-黄金の未来
「プロジェクト567」
<11>大いなる挑戦-黄金の未来
プロジェクト567の2オクターブ目のシとしてOSHO「大いなる挑戦-黄金の未来」をめくりながら、思った。この書の書込みは3回目だ。2年半前の前回は「ひとつの世界政府」を抜き書きしている。そして、最初にメモしたのは4年半前、OSHOmmp/gnu/agarta0.0.2カテゴリの中の7冊の中の一冊として抜粋している。
それを見て、ああ、なんだ、結局同じことをしている、と思った。7冊の本を選んで、その中から3冊を選び、更に1冊に絞り込んで、残ったのは結局この「大いなる挑戦-黄金の未来」だった。これが結局、当ブログのやり口なのだろう。
この書はなかなか重い。まともな感性ではなかなか受け止めることはできない。ひとつひとつを丁寧に読めば、いろいろと揺さぶられたり、否定的なマインドが湧いてきたりする。
しかし、その中から、気になるキーワードをいくつか出してみた。そして、今回のプロジェクト567のキーワードと対応してみたらどうだろう、と思った。
「世界政府」、「創造的科学アカデミー」、「能力主義」、「遺伝子工学」、「新しい教育」、「ひとつの宗教性」、「黄金の未来」。これらの7つのキーワードは、プロジェクト567のそれぞれの7つのキーワードに対応させることができる。
ひとつの世界政府。そもそもが国境があることによっていらぬ戦争が起きている。軍事費用が福祉予算を圧迫している。コミューン社会と、ひとつの世界政府。絵に描いたような世界だが、これ以上の解決策はあるのか。
創造的科学。そもそも日本が原発に狂奔してしまったのは、核兵器製造の能力を確保する、という狙いもあった。電力エネルギーを創造するにあたり、常に科学者たちは破壊力に道を開いてきてしまっている。
能力主義。順番で大臣のいすが回ってくるのを待っている政治家たち。自分の適性より、権力を求める。分かち合いではなく、争奪戦を繰り返す権力亡者たち。適材適所で、本当に能力があるひとたちが、必要な場所に配置されるべきだ。
遺伝子工学。そもそも、人間とは何か、というところを、瞑想を通じて、光明を通じて、捉えなおさなければならない。生命そのもの、そして子供達、地球の子供たちとしての、自分たちを、もう一度見つめ直し、生きいきと生きていかなければならない。
新しい教育。コンピュータやインターネット、電子機器などによって代替可能な知識の部分はそれらにまかせ、内面の科学、瞑想を深める環境が必要である。そこで創造力豊かな人間性が育まれなければならない。
ひとつの宗教性。つまりは組織宗教の廃止であり、迷信的神話の廃止である。内面の科学に基づいた、やわらかな、神秘性へのゆだね。ここに道を開かなければ、人類は進化できない。
黄金の未来。未知数の未来。無限の可能性の未来。そこに黄金の世界があることを信じたい。
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