OASIS 喜多郎 1979
「OASIS 喜多郎 」
喜多郎 1979 CD ポニーキャニオン 喜多郎関連リスト
朝の祈り モロリズム 新たなる旅路 宇宙エネルギー 無限水 月の光 地平線 自然の香り 無邪気 オアシス
Vol.3 No.0669★★★★★
ちょっと早めの父の日プレゼントとして、iPod-nanoなるものを子供たちからもらった。このところ結構まじめに孫の面倒をみたから、そのお礼も兼ねているらしい。
それにしても、このビスケット一枚くらいの大きさでよくもまぁ、これだけの容量があるものだと、びっくり。以前から、iTuneなる音楽管理ソフトは自分のパソコンに入れておいたが、ぜんぜん活用していなかった。
手元のCDも含めて、2.3手始めに聴いてはみたが、昨年あたりから、図書館の視聴覚資料も使い勝手もそうとうによくなったので、この辺で、音楽CDを借り出して聞いてみようかな。
ここはひとつ喜多郎から始めてみようか、とウィキペィアからのコピーで喜多郎関連リストをつくった。知っているつもりの幾多郎だったが、よくもこれだけの曲づくりをしたものだ。
リストの最初にある「天界」や「大地」は当時聞いているが、残念ながら図書館にはない。もっとも古いのが、この「オアシス」だ。それでも、「シルクロード」で大爆発する前の喜多郎の成熟度が見てとれる。
喜多郎を聴くなら、ファーイースト・ファミリーバンド、宮下富美夫、タンジェリン・ドリーム、クラウツ・シュルツェ、あるいは富田勲、ヤマシタツトム、さらにはキングクリムゾン、グレイトフルデッド、ピンクフロイド、などなどと合わせて聴きたい。
70年代の、最初期の喜多郎は、当時、瞑想センターの事務所を置かせてもらっていた音楽喫茶のマスターから聴かせてもらった。当時はまだCDなどなく、LPレコードだった。ウォークマンも出がけだった。イラストの長岡秀星の仕事も素晴らしい。
一通り聴いたあとに、彼もまた、OSHOのサニヤシンで、スワミ・デヴァ・セトウの名前を持っていることを知った。デヴァは神聖という意味で、セトウは橋を意味する。神聖なるものへの橋、である。
彼がサニヤシンになった経緯は、80年代になってでた本で、確か「喜多郎」という一冊に記してあったはずだが、わが書庫からはすぐ見つからず、図書館でもまだみつけていない。そのうちでてくるだろう。
iPodとイヤフォンで聴く音楽は、ベストな音質とは言い難いが、お手軽に、いつでも聴けるという意味では、とても音楽を身近なものに感じさせてくれる。いろいろと色付けをしてしまう我が音楽観であるが、喜多郎は、いきなりお茶の間に登場したプログレッシブなミュージッシャンだった。
それもこれも、あの「シルクロード」というNHKの番組の音楽を担当したのがきっかけだったが、当時の中国ブームや、石坂浩二のナレーションと相まって、壮大な夢をかきたててくれたものだった。いまや世界のKITAROである。
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