西方 シルクロードの旅 喜多郎 1993
「西方 シルクロードの旅」
喜多郎 1993 サウンド・デザイン CD 喜多郎関連リスト
吉祥 日暈 憂愁 入江 渡海 霊峰・来迎 歓喜 安寧 無可有 果てしなき旅路
Vol.3 No.0679★★★★★
サウンドデザインよりアメリカ・ゲフィン・レコードと契約し全米でアルバムを発表、’88年にグラミー賞ニュー・エイジ部門にノミネートされた。 解説書より
図書館から借りてくるCDには、ほとんど解説書がついていない。ついていても、アーティストと曲名程度の簡単なものが多い。このCDには、小さいがそれでもそれらしいものがついている。
ある意味で極めて合理的な楽器であるシンセサイザーを駆使しながら、エリントンやサンタナの<キャラヴァン>とはまったく異質の旅を表現し、同時代のドイツのタンジェリン・ドリームやギリシャのヴァンゲリスらとはまったく異なる”非合理的な夢の足跡”を音像化した喜多郎の音楽は、やはり東洋の産物であり、割り切れず、測り切れず、という深遠な美しさを持っていた。
その反西洋的な深遠さが、例えばケルト音楽の非合理ながらも精神力の強さを持つ特異性と同じように、時代に、新鮮に、たち還って来るのに、なんら不思議な点はない。98/08 大伴良則
喜多郎の音楽に聴き入る人はみな、同じような、不思議な旅にひきづり込まれるようだ。この一枚もシルクロードの旅とは銘打ってはいるが、初期的なメロディからは離れている。しかし、そのテンポ、打楽器の少なさは、いわゆるシルクロード流を踏襲している。
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