日本の文脈 内田樹/中沢新一
「日本の文脈」
内田樹/中沢新一 2012/01 角川書店/角川グループパブリッシング 単行本 333p
Vol.3 No.0657★★☆☆☆
面白くない。徹底して面白くない。二人が「悪ふざけ」して、文脈を面白おかしく、「語ってくれよう」とすればすれほど、どんどん冷めていく。
こんなふざけた本を出版する必要もないし、公立図書館が所蔵する必要もない。そもそも、一読書人としても、こんな本にかかずらっている必要はない。
と、そう思えば思うほど、当ブログが中沢新一本にかけてきた時間がもったいなかったなぁ、と思う。
内田にしても、最初「『街的』ということ お好み焼き屋は街の学校だ」をめくった時は、おやぁ、面白いかも、と思ったが、「現代霊性論」をめくった時には、もう、ああ、これはダメだぁ、と思った。
3・11後の中沢の「緑の党のようなもの」も、いまだ杳として消息不明であるし、こいつらと付き合っているなら、他にもっと楽しいことがいっぱいあるぞ、と思ってしまう。
すくなくとも、この二人は、当ブログにおいては、避けて通れないような存在ではない、ということが明確になった一冊。
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