スサノオと出口王仁三郎 増補 出口和明
「スサノオと出口王仁三郎」増補
出口和明 2012/02 八幡書店 単行本 330p
Vol.3 No.0654★★★★☆
3・11後に出た王仁三郎関連の本としては、最新の一冊であろう。そう思ってリクエストしておいたのだが、実際は、もともとは1991/07にでた「予言と神話-出口王仁三郎と霊界物語の謎」(八幡書店)の、改訂版(八幡書店1995/09)の、さらに増補版、ということになる。
この本で思い出すのは、同時期にでたOshoの「反逆のスピリット」(1990/12 めるくまーる)の装丁と瓜二つだった、ということ。出版社も装丁デザイン社も別であってみれば、いずれかが、盗作したのではないか、と思えるが、企画段階から考えてみれば、出版時期だけをとらえて、どちらが盗作、と決めつけるわけにはいかないだろう。
むしろ、ここは、王仁三郎とOshoのシンクロニシティ、くらいにとらえておきたい。書物としての内容については、かなりかけ離れた内容ではある。
この二冊の装丁の類似について、1991年当時、環境心理学国際シンポジウム「スピリット・オブ・プレイス仙台」の準備段階で、仙台に来ていた「数申」の鷹野秀敬氏に、その所以を尋ねたことを覚えている。氏は大本とは関連が深く、その独特のヌメロジーはそのルーツから生まれたとされる。ただ、氏もこのことについて、深くは解説できなかった。
いずれにせよ、この二人の存在は、その命日が同じ1月19日である、という以外にも、いろいろなシンクロが指摘されているが、ここでは多くを触れまい。
ただ、そもそものプロジェクト567の、その567は、王仁三郎の著書からインスピレーションを受けているので、ここで、こういう形で登場してくるのも、故なきことでもなさそうだ。
この本で、十和田龍こと出口和明氏が平成14年6月19日にすでに亡くなっていたことを知った。ご冥福をお祈りいたします。
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