『正法眼蔵』『永平広録』用語辞典 大谷哲夫
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『正法眼蔵』『永平広録』用語辞典
大谷哲夫 2012/04 大法輪閣 事・辞典 430p
Vol.3 No.0655★★★★☆
興味はあるが、ちょっと難しい。もしスティーブ・ジョブズがZENに興味を持ったとして、それがたまたま道元禅だったとしても、こうまで用語が難しければ、ほとんど理解不能となるに違いない。
別に初心者や一般の参禅者が、ここまで深く勉強することもないだろうが、それにしても、ここに含まれる4000語を、一般素養として身につけるには、一身をその道に投げ打つ覚悟でもなければ、なかなかできそうにない。
以前に、平田精耕「禅語事典」に触れた時も、その重圧に圧倒されたものだが、この本もまた、その文化や背景を理解しようという深い動機がなければ、なかなか手がでないし、活用することもできないだろう。
ただ、パラパラとめくってみると、その解説がなかなかに興味深い。なるほど、というところがおおい。だが、その用語たるや、すでに現代日本では死滅している漢字や語感が累々と列挙されている。
そもそもの目的はどこにあるのか、という原点に立ち返って、現代人に瞑想を薦めるということであるならば、「禅マインド・ビギナーズ・マインド」で十分だろうし、Oshoの「新瞑想法入門」のほうが優れていると言えるだろう。
ただ、人は、深く入り込めば、いろいろと知りたくなるものだから、本来の目的を忘れずに、その背景を広く知りたくなるのであれば、このような本を読み進めることも、大変楽しいはずである。
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