「『禅』の世界へ」 日経おとなのoff 2012年6月号<2>
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「『禅』の世界へ」 日経おとなのoff 2012年6月号 <2>
日経おとなのOFF編集部 2012/05 雑誌
この雑誌のこの号は、どうしてまた、こうまで私を挑発するのだろう。新刊本コーナーにあった時は借り出すことはできず、私の前に一人リクエストしていて、ようやく私が借り出す番になった。私の後には、次の人が既に借り出しのブッキングをしている。私の手元にあるのは最長で二週間。
そこまで問題視するのなら、買ってしまえばいいと、ネットストアを見てみるとすでに予約ができない状態。どうせ、書店に頼めば取り寄せてくれるのは分かっているのだが、どうも、この本、手元においていい本なのか、どうかいまだにわからない。
買ってしまうのは簡単だ。だが、この手の本は、読まないままツンドクになってしまう可能性も高い。ぜひとも読まなくてならないものではないのだが、雑多な記事が雑然と詰め込まれているので、ちょっとづつつまみ食いして、あとはどうも完読したような気分にならないまま、いつかは忘れてしまうのだ。
だから、気になる一冊ではあるが、買わずに、読みたくなったらまた借り出して、期限つきで精読して、また返してしまう、という手はありだと思う。
それにしてもだ。この雑誌のこの号は、私の味方なのか敵なのか、それさえ分からない。なんという違和感だろう。なんという挑発だろう。吸い寄せられていくのか。撃退するのか。少なくとも、今のところ無視はできない。
はっきり言えることは、この雑誌には矛盾がある。この雑誌には瑕疵がある。しかしながら、当ブログは、一雑誌をあざけることを主目的としているわけではない。もし、この雑誌の中に矛盾をみつけ、この雑誌の中に瑕疵があるとするならば、それは、私の中の矛盾であり、瑕疵である。この雑誌は、私自身の鏡になってくれるのではないか。そういう予感がする。
この雑誌をどう読めばいいのか、いまだに検討がつかない。かつての「ウェブ進化論」のように、表紙から裏表紙まで、一カ月かけて取っ組み合いをすべきなのか。あるいは、ピンポイントで深掘りすべきなのか。
時あたかも、当ブログは、テーマ「Meditation in the Marketplace」 を進行中であり、今日的究極の一冊として選んだのだ。当ブログの今後ばかりか、我が身の今後すら、この雑誌との格闘の中で見えてくる可能性がある。あるいは、その位の熱意を持ってしたら、路傍の石だろうが、イワシの頭だろうが、何かの返答をくれるだろう。
とはいいつつ、なんにでもかんにでも興味を持てるわけではない。なにか磁力がなければ、一つごとに集中することはできない。すくなくとも、路傍の石に見入ることも、イワシの頭を信心することは私にはできない。
だが、この雑誌はどうも磁力がある。他の号は知らず、この号はどうも捨て置くことができない。必要があれば、切り捨てなければならない。あるいは、いずれは自らの無礼を恥ずるようなことがあるのなら、みずから頭を下げて、教えを乞わなければならない。
なんなのか、この挑発は。すこし、とっくみあってみよう。
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