特集 天才なきアップルを悩ます『神話』 ジョブズ、偶像と実像 ジョブズ神話とアップルの真価 ニューズウィーク日本版

「特集 天才なきアップルを悩ます『神話』」ジョブズ、偶像と実像 ジョブズ神話とアップルの真価
「ニューズウィーク日本版」 Newsweek Japan 2011/10/26号 阪急コミュニケーションズ発売日:2011年10月19日
Vol.3 No.0755★★★★☆
9月7日号、 10月19日号に比較すれば、同じ特集とは言え、内容は薄く、やや批判的な内容を含んでいる。とは言え、妥当な内容で、ともすると、知らず知らずにジョブズの「現実歪曲ゾーン」に足を踏み入れている頭を冷やしてくれる指摘が多い。
確かにiPhoneやiPadは素敵な製品であるのだが、いちユーザーとして見た場合、私の場合は不都合がいろいろある。それは他社製品も同じことなのだが、アップルの商品だから完璧だなんてことはあり得ない。
だが、ついつい礼賛が素晴らしいので、ひょっとするとこれは自分が間違ってるかも、と思い始めたりするから、やはりジョブズのオーラはすごかったと、言えるのだろう。
実は、長いことジョブズの存在は知っていた。もちろんマックも知っていた。そして、いろいろ検討して、結局私はマック派にはならなかった。つまり、私向きではない。マックでなくても、他の商品のほうが私にはフィットしていた。
しかし、今後はどうかはわからない。こうしてジョブズを追っかけてみて、たしかに愛すべき存在であったということはわかった。偉大であったということは分かった。しかし、もし彼が存在しなくても、いずれは誰かがその商品を生み出したことだろう。
むしろ注目すべきは、彼の人生そのものだろう。アップルというブランドを生み出し、若くして巨万の富を得た。そして、それを投資しながら、一生涯、創造的な人生目標を失なわなかった。驚異的なことである。
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