スマホ通信料ここまでさがる スマホの賢い使い方9秘策 週刊東洋経済 2012年 9/1号
「スマホ通信料ここまでさがる」スマホの賢い使い方9秘策
週刊 東洋経済 2012年 9/1号 東洋経済新報社 雑誌 A4
Vol.3 No.0789★★★★★
1)当ブログで二年前に「わかるWi-Fi 無線LAN規格の統一ブランドー『仕組み』と『使い方』」(2010/09 工学社)について書いた記事へのアクセスが、いまだに続いている。あの時点ではまだWi-Fiについての本は少なかった。大体読み方さえよく分かっていなかった。
2)ところが、現在においては、「ワイファイ」について知らない人は殆どいない。少なくともスマホを使っている人は、ほとんどがWi-Fi を意識している。もっとも「スマホ」という単語だって、「スマートフォン<全方位>読本」(「家電批評」2010年 09月号)あたりでは、スマホどころか、スマートフォンと言ってピンとくる人は少なかった。
3)今や、ガラケーという蔑称も消え去り、国内で発売されるケータイの全てはスマホ、という時代になった。スマホは当たり前の存在になったのである。
4)そして、その割高な通信料をいかに下げるかが話題になってきている。「通信料金をトコトン下げる!必勝テク ケータイ スマホ ネット」(特選街」 2012年07月号)なんて雑誌が気になっていたが、今度は東洋経済で「スマホ通信料ここまでさがる」という特集を組んでいる。
5)ケータイ派ではなくパソコン派を自認し、アップル派ではないことをむしろ誇りにしてきた当ブログではあったが、いつの間にかアンドロイド・スマホを二台持ちする事態になっている。
6)実は、AUが2年前にIS01を8円運用でリリースした時点から、自宅Wi-FiとFONでもって、かなり安価(というかほとんどタダでしょう)に使ってきた。IS01も3台購入したから、それなりに周囲の者にとってもメリットがあったはずである。
7)そして、そろそろ二年割が切れる直前になって、一年落ちとは言え、機種変え0円というスマホが登場し、これまた二台も新機種に代えたので、スマホ自体はさらに増えてしまった。昔の機種は自宅Wi-Fiに繋げば、OSは多少時代遅れだが、なんの苦もなく活用できるのだった。
8)さて、そう来ると、自宅はともかく外出した時はどうするのか。そこで今使っているのはAU系のWiMax。子供が自宅用に使っているのだが、通信会社のサービスで、一契約で二台のルーターを使えることになり、同時に使うことはできないものの、夜は子供、日中は私と、使い分けると、二人で一台分の通信料で使えるのだった。
9)Wi-Fiを使い尽くすなら、KDDI系のUQコミュニケーションズが発売する「WiMAXモバイルルーター」がお薦めだ。自宅用の小型基地局を持ち歩く感覚でネットにつなげる。
しかも月額3880円(UQプラット年間パスポート)。3Gのパケット定額プラン(5460円)より、年間2万円近くも安い。
これが、データ通信料を下げたい人たちから圧倒的な支持を得ている。スマホの3G機能を「切」にしてしまい(通話は可能)、モバイルルーターでネットにつなぐほうが速くて安い。
機器を2つ持ち歩く煩雑さより、高速Wi-Fiの快適さが勝るというわけだ。p60「モバイルルーターは『WiMax』が最強」
10)なるほどね、やっぱりそうであったか。別に積極的に研究していたわけではないが、お手軽に手に入る範囲の組み合わせを駆使している間に、結局は「最強」の組み合わせに、自然に辿り着いているようだ。
11)これからスマホを買おうという人は、いっそのこと、中古スマホ(白ロム)やアイボッドタッチ(1万6800円から)を買い、WiMaxと組み合わせて使うのはどうだろうか。これなら、端末購入費も減らせる。 p60同上
12)我が家には、0円機種変えで白ロム化した端末がゴロゴロし始めたので、これはこれでいろいろ活用できるようになった。ただ、WiMaxも完璧ではない。自宅や都市部では便利だが、移動中や高速道路、あるいは地方部や山間ではまったく繋がらない。
13)きちんと確かめてはいないが、結局は3GとWi-Fi機能が合体してテザリング機能が発達している端末(クロッシーとか・・・?)に移行していく過程にあるのだろう。安さも欲しいし、速さもほしい、そして広さも絶対にほしいのである。
14)安い、速い、広い、の三拍子がそろった通信機能がどのように実現していくのか、息をひそめて見つめている。
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