幻のチラシ発見! 石川裕人第5作目 『夏の日の恋』 贋作愛と誠 1975<2>
←クリックすると幻のポスターが見える。元の会場に二重線が引かれ、「喫茶 原っぱ」に訂正されている(笑)
「夏の日の恋」贋作愛と誠 <2>
石川裕人作・演出 1975/01/24~26 ラジカルシアター座敷童子の旗揚げ公演 東北大学片平キャンパス内 元喫茶店「ルーエ跡」改め、仙台市原町 「喫茶店 原っぱ」にて公演 石川裕人年表
1)台本、チラシ、写真など全て散逸している。石川「劇作風雲録 第四回 劇団洪洋社」
2)石川裕人は、この作品についてこのように述べているが、写真、ポスターに続いて、チラシが発見された。完全なものか、何種類か存在したのか、それもわからないが、なにはともあれ、貴重な資料である。
3)わき目もふらず、爆弾かかえて、あいつに突っ込むあたしを追う誠。
誠、忘れてしまったの?
あの真夏の一日の激情を!!
真夏のあの日を鮮血に染め、討つべき奴は誰だ!?
圧倒的大迫力で、75年をイクイク、毒見の季節の芝居道、其之壱。 チラシコピーより
4)圧倒的大迫力、ってとこが、なかなか力が入っていて、いいなぁw
5)伊達政宗ゆかりの仙台市北山・資福寺・覚範寺の裏手にあった「雀の森」。当時、ここでミニコミ「時空間」をつくり、座敷童子のスタッフの何人かは、ここから出撃していった。石川裕人は、市内福沢町に別途「サザンハウス」なる共同生活体をつくっていた。
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