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2012/11/03

「嗚呼!! 水平線幻想」 伊東竜俊戯曲集1 <2>

<1>よりつづく 

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「嗚呼!! 水平線幻想」 <2>
伊東竜俊戯曲集1  1980/06   カタルシス社 単行本 372p 
Vol.3No.0851 ★★★☆☆

1)探してみればあるもんだ。これが今回の私の人生の中で、唯一演劇のステージに立った時の脚本集。石川裕人は戯曲を100本書いてようやく一冊の本をだしたのだが、伊東竜俊は、処女作の戯曲で単行本をだした。強者である。

2)伊東は「カタルシス社」という団体名で同人誌(総合文芸誌と称している)も発行している。

3)ミッシングリンクとしての「80年代」に、「演劇」性と「瞑想」性の縦糸を張るとしたら、私の側からは、この本は不可欠ということになる。


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4)このチラシで、私の演劇上の名前は、真平せぇこぉ、だったとあらためて認識した。そして、この伊東竜俊戯曲集で、私の役は、どうやら「青瀬川源平(ベロ出し三郎又はジョージ・ハリスンある時は客A)」であったらしいことも知った。

5)ただ、台本どおりのセリフを覚えた記憶がないので、だいぶダイジェストされたストーリーになっていたのだろう。

6)青瀬川 「1977年3月10日、桜の花の花が北上してくる、その最前線を桜前線と呼ぶが、その桜前線が今日沖縄県糸満市の上空を超えました。ということは桜もまた、この日の本の国を目指して前進を続けているということになる。桜前線は・・・・~~(以下延々とつづくので、カット!)」p49

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7)このセリフの出だし部分はなんとなく覚えている。でも、もっとしっかり覚えているのは、劇中歌として使われた「記念樹」。

8)なにがどこでどうつながっているのか、私にはさっぱりわからなかったが、今回、またこの戯曲集を手にとっても、やっぱりなにがなんだか、わからん、というのが正直な気持ち。やっぱり、私には演劇的センスはないようだ(涙・・・・あるいは笑)

9) 「記念樹」

(1) 桜の苗が 大きく育つ頃
僕らはみんな 大人になるんだ 
あいつとこいつ あなたと私 
真赤な頬っぺは しているが

(2)日照りのときも 冷たい雪の日も
負けたら駄目だぜ 僕らの夢は
いつでもお前と 仲良しこよし
空までぐんぐん のびてゆく


10)映像もレトロだが、曲調も超レトロだ。もちろんこの芝居が上演された1977年でさえ、これらは超レトロだった。わざとそういう情況設定をしたんだな。

11)青瀬川 大衆諸君!! 本日ここに結集されたァ、全てのプロレタリアート、大衆諸君!! 我が桜前線革命派から熱い、熱い、ジャマイカの熱風に似た熱い連帯のあいさつを送らして頂きまーす。本日、本日目前でなされたワイザツと市民主義のさらなる葛藤はァ、いづれにせよ、いづれにせよ、我が桜前線が荷うであろう、国民的課題である。すなわちィー、・・・・(あとうんたらかんたらやたらと長いのでカーット)p52

12)この時、右翼だか左翼だか知らないが、そんな青年の役をしたのをよく覚えている。ステージに立つのはそれなりに快感なのだが、あの時、なにごとかに目覚めていれば、私もまた「演劇」性人生を送ったかもしれない。しかしながら、私の人生はそうならなかった。私の中で、「瞑想」性が、着実に芽を出し、成長していたのだ。

13)この本、東光印刷で印刷している。懐かしい。伊東暁社長は、伊東竜俊の叔父にあたる。数年前に亡くなられたらしい。ご冥福をお祈りいたします。合掌

14)35年前に、植えた、私たちの桜の苗は、もう、立派な大木になっているはずだよなぁ、俊クン・・・?

<3>につづく

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コメント

投稿: bhavesh | 2013/08/11 12:30

あっこの人が芸術的的な事は有り得ませんね(・・;)伊東竜俊丸こと伊東俊は黒川高校で一緒に教員をしていましたがデタラメ教員ですよ。いつも酒臭く教え子に酒を飲ませたり授業もはちゃめちゃで評判悪かったですね(-_-)昔のドラマ伝説の教師のような性格でした。でも退職して良かったですo(^-^)o

投稿: 加美の整体師 | 2013/08/10 09:07

伊東竜俊丸って古川黎明や岩出山や古川や宮城広瀬や塩釜や宮城広瀬や黒川や田尻で国語教えた悪名高いペテン師の教師だな^o^飲酒運転やスピード違反の名人です・・・大和町の恵自動車で飲酒運転の車レッカー移動していますよ!だって僕黒川高校のOBで恵動車の従業員だったから分かるんですよww

投稿: かつぼ | 2013/08/09 15:18

嗚呼水平線幻想ってかなり前に出版されてますね。でも右翼的のような左翼的な作品でした。昔持っていましたがごみ箱へぽいでした。

投稿: さかな | 2013/08/09 12:41

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