『愛する地球(テラ)に』 女神は夜明けに舞い降りる 羽倉玖美子<1>
「愛する地球(テラ)に」 女神は夜明けに舞い降りる <1>
羽倉玖美子著 2012/12 本の森 単行本
Vol.3 No.0873★★★★★
1)おや、なにげなくヒットしたページにこんなコメントが。
2)「3.11」「フクシマ」・・・困難の時代に求められるのは、「地球人」としての精神性(スピリット)。「本の森」 HP
3)近日刊行予定となっているが、よくよくみると、ああ、やっぱり彼女の本だった。書いている最中とは聞いていたが、なるほど、こういう本になりましたね。それにしても、困難の時代に求められるのは、「地球人」としての精神性(スピリット)、とはいいですね。
4)地球人スピリット・ジャーナルを標榜する当ブログとしては、一瞬パクられたかな(爆)と思ったが、いえいえ、いまやこの単語は一般名詞です。もっともっと当たり前の、基本的な言葉、生き方、思想にならなければならない。
5)とはいいつつ、この当たり前のことがよくわかっていないのは、当ブログがあちこち彷徨を繰り返しているのを見てもお分かりのとおりである。
6)「3.11」「フクシマ」・・・困難の時代に求められるのは、「地球人」としての精神性(スピリット)
誰しもの心の奥底に眠るはずの、かけがえのないものを呼び覚ますカギは何だろう。
ネパール、チベット、沖縄、アリゾナ・・・いのちが花ひらき、人々が恵み合い、共に生きる世界を旅した著者は、そこで何を見、何を感じたのか。
古代ギリシャ人、中国雲南省の少数民族を含め、「母系」「身の丈に合う経済」「自由な学び」「創造と責任」などをキーワードに、
これからの時代を生きるヒントを探る!
きっと道がある!
いのちが花ひらき、恵み合い、共に生きる世界が
「3.11」と「フクシマ」を新しい時代の啓示と受け止め、
地球人としての精神性(スピリット)の目覚めの時。 「本の森」HP
7)ふむふむ、なるほどね。彼女の本は、これで4冊目か5冊目になるのだろうか。いままでも何度か紹介するチャンスがあったのだが、身近な人の本を紹介するのは、どこか気恥ずかしい気分になる。(これは私固有の感性だろうか)。石川裕人についても、なかなか紹介するチャンスがなかった。彼が亡くなって、あわててブログいっぱいに広げているようなザマである。
8)目次]
■第一章
女神は夜明けに舞い降りる
I.クレタの女神
1.いのちを産む奇跡/2.女神の時代/3.ミノア文明の終息
II.サラスヴァティーの水
ことばのチカラ
1.祈りの国 インド、ネパール/2.サラスヴァティー文明/3.水の神 音の神/4.あるがままに/ 5.母なるチカラ
シャクティー/6.ことばのチカラ
III.女が男を守るクニ
1.イザイホー 女神が神に変わるとき/2.完結した共同体
久高島/3.沖縄の女神たち
IV.高き山澄んだ水の傍らに
1.日本の女性解放運動と母系制/2.摩梭人の母系社会/3.いのちをつなげる社会システム
V.祈り
1.母なる地球/2.一瞬の光/3.文字を持たない文化/4.スパイダーウーマンの夢 「本の森」 HP
9)これはちょっとした哲学の本だな。彼女がいままで学んできたことの集大成というべきか。
10)■第二章 星を継ぐ子どもたちに
I.未来への種子
いのちを生む・育てる
1.出生時・幼児期の体験/2.陰と陽・女性と男性のエネルギー
II.養育すること・学びあうこと
1.子育て/2.こころを駆り立てる競争意識/3.本来の力を取り戻す・自由意志と創造と責任
4.個、この稀有なもの、そして恐怖/5.それぞれの力を引き出す
III.地球の民としての暮らし
1.「いのち」という視点/2.必用という需要
身の丈に合った経済システム/3.互恵・私たちのクニ 「本の森」 HP
11)私は子育てが終わった段階だが、さっそく孫たちが生まれ、これからのことを、孫たちの成長タイムスケジュールとともに考えることが多い。この第二章は重要なポイントとなりますね。
12)さっそくオーダーしておいたけど、そのうち読めるようになるだろう。読んだらまたコメントすることにしよう。多くの人が手にとって読んでくれますように。
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