奥成達 『宮澤賢治、ジャズに出会う』
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「宮澤賢治、ジャズに出会う」
奥成達
2009/06
白水社
単行本
232p
Vol.3 No.0885★★☆☆☆
1)奥成達「宮澤賢治、ジャズに出会う」購入。賢治にはジャズの詩がある。「春と修羅」第二集に収録されている「岩手軽便鉄道 七月(ジャズ}」である。「石川裕人劇作日記時々好調」2011.12.19 Monday
2)奥成達の名前は、「瞑想術入門」(山田孝男,影山勲との共著 大陸書房, 1974)で初めて知った。日本の文化状況において、「瞑想」という単語が普通に書店に並び始めたのは、この書が初めてだったのではないだろうか。その後、平岡正明などとの絡みで、奥成達の名前は、私の脳裏に刻まれた。
3)石川裕人の葬儀では、バックにジャズ(としかいえない我がレパートリーの不足が悲しい)が流れていた。これは、葬儀社と家族が相談して、そうしてください、とお願いしたのだ。弔辞でギターをかきむしって歌を歌ったゴトーちゃんは、式場に到着するなり、あれ「ジャズが流れているね」と言った。さすがに音楽的感性のある人たちは、常に敏感に音に反応する。
4)先日参加した「熱日高彦神社創祀壱千九百年記念大祭」では、お神楽ばかりではなく、いくつかの芸能が奉納された。幕間に民謡、雀おどり、ピアノ演奏、などとともに、ディキシージャズバンドの演奏があった。この時のキーボード奏者は、10年前に、一緒に野球部の応援で甲子園にいった音楽の先生、門脇先生だった。
5)当ブログにおけるジャズ関連は、「マイルス・デイヴィスとは誰か」(小川隆夫 /平野啓一郎 2007/09 平凡社)とか「アガルタの凱旋」とかしかなく、あまりにもお寒い。自分が情けなくなる。
6)しかしまぁ、今回は石川裕人おっかけの途中であり、こんな本も彼は読んでいたのだ、ということがわかればそれでよい。
7)それにしても、この本にかぎらず、人にはいろいろな好みがあるものだ。他人の読書ノートなどを追っかけるのは、ほんとに難しいと、いまさらながらに思う。
8)この本は、ジャズと宮沢賢治、どちらつかずの本であるが、奥成達らしく、いろいろな「不良」たちがでてきて、芸術とは、ほんとに「不健全」なものだ、と思ってしまいそうになる(笑)
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