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2013/01/25

『55歳からのフェイスブック入門』 小川和也 <1>


「55歳からのフェイスブック入門 」 もっと広がる!もっと深まる!人と人がつながる豊かな生き方!<1>
小川和也 2012/09 海竜社 単行本 260p
Vol.3 No.0902★★★☆☆

1)玄関をでて右に曲がれば、数キロ先にひとつの図書館があり、左に曲がれば、その数キロ先にも、もうひとつの図書館がある。ふたつの図書館を使い分けることは、けっこうな楽しみであった。

2)3・11でふたつの図書館とも被災し、右側の図書館は数ヶ月で復興して、すでに震災前にも劣らないサービスを展開している。しかし、左側の図書館は、老朽化していた建物自体がダメージを受け、ほとんど図書館サービスをできない状態がつづいていた。

3)先日テレビのニュースで、この左側の図書館が、木造建築で復興したと報道していたので行ってきた。さすがに報道されただけあって久々の来館者たちで賑わっていたが、完全復興というわけにはいかない。とり合えずの仮住まいという程度だ。それでも、各地からの援助によって復興しつつあるのだから、ありがたい、と感謝に耐えない。

4)せっかく行ったのだから、何か借りようと思ったのだが、最近、どうも読書欲が落ちていることと、来館者が多くて、すでに人気本は借りられたあと、ということで、ほんのおつきあい程度レベルの数冊を借りてきた。

5)この「55歳からのフェイスブック入門」も、いまさら読みたい本ではない。本当はタブレット関連を借りたかったのだが、ないので、まぁ昨年の9月発行ということなので「新刊本」に属するものだろうと、こちらを借りてきた。

6)当ブログの流れから考えると、科学→芸術→意識、という流れで、読書のテーマが意識に集中して、いいところまでいくと、科学に戻される、ということが多くあった。瞑想→IT、という流れがどうしてもある。流れというよりは補完関係なのだろう。

7)最近、仕事の流れに押されて、タブレット+LTEモバイルルーターの環境を整えた。本当は、すでにあったスマホ+モバイルWiFiで十分だったのだが、時代の潮流とは恐ろしい。なるほど、スマホにはない活用方法がタブレットにはある。

8)タブレットは、実際に顧客に会うためのツールである。情報を取るだけならパソコンやスマホで十分だ。だけどプレゼンをするならノートパソコンは重厚すぎるし、スマホは軽薄すぎる。タブレットはそこの隙間をたしかに埋めている。

9)フェイスブックなどのSNSは正直飽きている。個人的な人間関係は飽和状態だ。これ以上増やす必要もないし、SNSをやらないからと言って、人間関係が狭くなったり、円滑じゃなくなる、なんてことはない。

10)どこに行っても表現力豊かな人は豊かで、寡黙な人は寡黙のままにとどまることが多い。だから、声なき声もきちんと聞こえるような人間にならないといけない。

11)現在の55歳と言えば、昭和33年あたりの生まれ。インターネットが爆発した1995年にはすでに37歳になっていたわけだから、ネットをもっとも愛するという年代のピークを越えていただろうが、むしろ、そのネット社会を切り開いてきた世代だともいえる。

12)ましてや、ビル・ゲイツや、スティーブ・ジョブズの後輩になるのだ。いまさらインターネットやらSNSでもあるまい、と私なら思う。大体において、これまで消極的な連中は、これからも消極的でしかない。この年令になると、すでに本当にフェードアウト予備軍になっている連中もいるんだなぁ、これが。

13)ニフィティやmixiを越えてフェイスブックに移ってきたわが友人たちは、ほとんど猛者たちが多い。どこ行ってもこいつらは発言するし、元気だ。フェイスブックの次のトレンドが来たってどんどんついていくだろう。70になったって、80になったって、元気であるにちがいない。

14)だけど、その傍らで、声なき声、ネットワークから外れて、存在自体がスタンドアローーーーンになりつつある同世代がどんどん増えているんだよなぁ。こいつらが、フェイスブックなんかやるはずがない。だいたい、ネットに関心がなく、パソコンも持っていない。ケータイ、スマホもお呼びじゃない、という生活に入りつつある。

15)私も正直言って、SNSはうっとうしいと思うことが多い。しょうもない話題が多く、どうでもいいことを聞きたくも見たくもない、と思う。だけど、そうであることを確かめに、結構しょっちゅうSNSを覗きにいく。もともとが好きなんだろうなぁ。

16)最近そろえたタブレット+LTE環境も実は、バーチャルな付き合いを増やしたいわけじゃない。むしろリアルな出会いのツールとして使いたいと思っているのだ。ネットピーク世代の30代の連中とも話題をつないでおきたいし、むしろ、わが世代のところで、さっと取り出して、さっと話題提供できたらいいだろうなぁ、と思う。

17)パソコンだけじゃぁ、なんだかこの頃は重すぎる。スマホじゃ小さすぎる。老眼が進む。このごろ、ようやくスティーブ・ジョブズは偉かったな、と思うようになってきた。確かに彼はITとアートを繋いだ男だった。そして、コンシャスネスだって繋いだのだ。

18)スティーブ・ジョブズも死んじゃったけど、わが友人たちもどんどん死んでいる。私もいつかは逝くだろう。そろそろ墓地のことなども、平気で話題になる世代である。だからこそまた、フェイスブックあたりで旧友を見つけておいて、最後のメッセージを交わしておいたほうがいいのかもなぁ(笑)。

<2>へつづく

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