『タブレット革命』 iPad登場でわかった“板型PC”の破壊力<2>
<1>からつづく
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「タブレット革命」iPad登場でわかった“板型PC”の破壊力<2>
松村太郎 2010/09 アスキー・メディアワークス単行本 191p
★★★☆☆
1)こちらも2年半ぶりに広げてみた本。林信行「iPadショック」と同様、タイトルは仰々しいが、内容はややおとなしめで、現在となっては、やや陳腐化している部分も多い。
2)実際に普段使っているノートパソコンと同じくらいのキーのサイズと感覚で、打鍵する感触はないのですがほどなくするとブラインドタッチを行うこともできるようになってきました。もちろんこだわって選んだ使い慣れたキーボードに比べるとやや速度は劣るし、使い慣れた漢字変換システムも入っていないために、多少勝手が違うところはあります。
しかし初めてiPadでワープロを触る、という人にとっては、特に大きな問題があるとは思えません。キーボードが嫌だ、という場合には、Bluetoothキーボードやアップルのキーボード・ドックを使うことで、物理的なキーボードによる文字入力も行えます。こうして、原稿を書く作業については、あまり大きな混乱もなく、意外なほどすんなりとiPadでこなすことができてしまいました。p108「クラウドを操るノマドワーク」
3)これまでのところ、私はiPadでブランドタッチはできていない。まったくのフラットなガラスのうえでは、ホームポジションが全く分からず、さらには、他の指がちょっとだけ触っただけでも過剰反応するので、まずはブランドタッチはできない。
4)さらには、5本指打ちしようとすると、他の指が邪魔になってディスプレイ上のキーが見えない。結局は2本指の「ジャーナリスト打ち」ということになってしまう。これはこれでスピードを確保することはできるが、長文を生産するという意味では適していない。
5)しかしながら、私がタブレットを入手したのは、生産の技術を高めるためではなく、プレゼンの技術を高めるためであったので、顧客の前で入力するのは、ほんの単語か短文で終わるので、まず、出先で物理キーボードを必要とすることはまずはないだろう。
6)長文を書く場合は、オフィスに戻って、落ち着いて、というスタイルになるだろう。その時は、長年使い慣れたノートPCを使えばいいのだ。
7)むしろ驚いたのは、顧客にiPadを見せると、勝手に触りたがることだ。これはPC時代にはありえなかった。他人のPCは触ってはいけない、というタブー意識があった。ところがタブレットのタッチパネルは、どうやら触りたくなるフェロモンを振りまいているようだ。場合によっては、勝手に操作し、勝手に自分でクロージングまでもっていってしまう。
8)自分のワークスタイルのテーマにしていたのが「ノマド」という言葉でした。ノマドとは遊牧民のことで、牧草地などを移動しながら生活する人たちを指します。しかし、この言葉と出会ったのは、大学生の頃、フランスの哲学者ジル・ドゥルーズと、精神分析家フェリックス・ガタリの「千のプラトー」という書物の中に、概念としてのノマドがあったところに遡ります。p124「ノマドワークを自然にこなすクラウド端末」
9)ここでドゥルーズ+ガタリの「千のプラトー」と出会ったのも何かの縁。近日中に読んでみよう。
10)ただ、私の場合は、ノマドと言ったならば、馬を連想するし、私にとっては馬とは自動車ということになる。そして、わがベーシック・ハイブリッド車には、供給用の電源システムのほか、一部Fon/Wifiなども積み込んである。私のノマドは、やはり使い慣れた小型ノートPCということになろう。だから、回線内臓型タブレットではなく、Wifiタブレット+モバイルLTEルーターの組み合わせを選んでおいた。これなら、外でもタブレットやノートPCがより自由に使える。
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