「これならわかる! Linux入門講座」第2版 水口 克也 (著)
2012/09 秀和システム 単行本: 319p
Vol.3 No.0945★★★☆☆
1)タブレット戦線が、我が世の春を歌っているのはメデタシとしても、ちょっと気になるのは、愛すべきLinux戦線。一時期ほどの勢いもなく、話題になることも少ないのではないか。
2)そんな気分でいて、新刊本コーナーにこのようなタイトルを見つければ、何はともあれ、借り出してみたくなる。
3)一時は話題になったOOoオープン・オフィス・オーグも名前がLibreOfficeに変わり、かなり地殻変動が起きているように察せられる。
4)数あるLinuxディストリビューションの中でも、一番旬なのはUbuntuであろう。この本もUbuntuを基本に書いてあり、インストール用CDもついている。
5)かつては「Linuxの哲学」なんて本にも心踊らせ、Linuxをいじっているだけでも、「哲学」をしているかのような気分を味わったものだった。が、いつの間にか、インストールオタクの誹りを挽回することもなく、数かにLinux落第生と成り果てた。
6)Linuxがなければ、Androidも、iOSも、なかったかもしれない。とはいうものの、カーネルをいじれるわけでもなく、ほかのOS以上の利用方法も、開発出来なかった以上、もう私にとっては、Linuxは高嶺の花へと変貌した。
7)オークションでジャンクPCを入手して、密かにLinuxをインストール、というささやかな趣味は、タブレット時代になったら、不可能になるのであろうか。今後、容易に予想されうる、中古タブレット大量放棄時代になれば、Linuxを入れて再活用、なんて芸当はできなくなるのであろうか。
8)そんな想いを抱えながら、今また「Linux入門講座」をながめている。
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