« タブレットはどれが買い? 過熱する覇権争い/ 携帯会社のカモにならない方法「週刊 東洋経済」 2013年 3/30号 | トップページ | 「0円クラウド活用術 」 200GB+α無料で使える! »

2013/03/27

死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠による「生」と「生」の間に起こること、全記録 マイケル ニュートン (著), Michael Newton (原著), 澤西 康史 (翻訳) <2>

<1>より続く



2000/8 ヴォイス  単行本(ソフトカバー): 421p
Vol.3 No.0954★★★★★

1)この本は私の手元に2週間あった。友人が翻訳した本であれば、ましてや最近電子書籍化された注目の一冊であれば、もっと精読したい本ではある。

2)しかし私の読書のスピードは遅かった。当ブログのタイミングとしては、必ずしも適期とはいえない。

3)当ブログのテーマはむしろこの本に連なる方向が主であった。テーマを三つに分け、コンテナ、コンテンツ、コンシャスネス、とすれば、明らかにこの本は、コンシャスネス路線の一冊である。当ブログは、その方向に狙いを定めていたのだが、現在進行形としては、むしろコンテナ路線を補修しているところである。

4)結論としては、3コンは一体となり、分離不可能というのが、当ブログとしての帰結である。

5)だから、この本は、コンシャスネス路線の一冊ではあるが、3コン一体の中で、バランスよく解体しつつ、読み進めなければならない、というのが、当ブログの姿勢である。

6)まず、ことさらに「博士」が強調されるのは、なぜであろうか。そして、翻訳とはいえ、その原著の名前が明記されないのも珍しい。多分、気づいているところでは、当ブログで読んだ訳本としては初めてのことなのではないだろうか。(でもよく見ると、表紙にはデザイン化されて書かれていた。)

7)この人物を特定しにくくする何か要因があるのだろうか。巻末の著者紹介をみると、それなりのキャリアを持っているようでもあるが、固有名詞を限りなく省いてあり、モアっとした紹介になっている。つまり、信用性にいまいち欠け、やや眉唾的紹介になっている。

8)では、ということで、ウェブで検索してみると、Michael Neuton(これは誤植のようだ)はでてこないが、Michael Newton では数名が、ヒットする。フットボールの選手や小説家に混じって、1951年生まれの催眠療法家も存在する。お年頃と、職種から考えて、この本の著者はこの人物である可能性は高い。

9)なぜ、名前の表記にこの違いがあるのか、定かではないが、欧米人では、言語の違いなどにより、あり得ることと推測する。Youtubeでこの人物の話を聞くことができる。

10)聞いてみれば、説得力もあり、「キチン」とした人物のようでもある。ことさら曖昧模糊とボヤかして、紹介しなければならないような人物でもなさそうなのだが。この著者というより、出版社の姿勢なのかもしれない。

11)本文にも多くのクライエントの話が出てくるが、「被験者」とあるだけで、名前、年齢、職業ばかりか、性別さえ特定されていない。著者のいうところの「スピリット」世界においては、人間の存在には、年齢、性別もないということだから、むしろ「本質」が、全体一体となって語られるのであれば、仔細な違いにこだわるべきではない、という姿勢にも一定の理解はできる。が、3コン論的にいえば、説得力が足りない。

12)死後の世界や過去生について、被験者たちの退行催眠中に語ったことがメガデータとなっていることは理解できるが、だからそれが事実であり、真実である、とするには論旨が甘い。

13)場合によっては世迷い事にすら聞こえてくる。そういう世界があり、そのような世界に遊ぶこともまた、時には必要で、人によっては、その視点が、多くの気づきを得る重要なきっかけになることも理解出来る。

14)しかし、一読者として、この本に対峙した時、多くの「ストーリー」が、わが脳裏に刷り込まれる可能性があるとすれば、そこは丁寧に辞退したい。

15)友人の翻訳だけあって、なかなか読みやすい日本語だ。得てしてこの手の本はいかがわしい雰囲気になってしまうものだが、翻訳が、バランスよく助けている。少なくとも私好みの文体だ。

16)この本をキチンと読める人は、それなりの縁のある人なのだろう。一般には、敬して遠ざかってしまうのではないだろうか。

|

« タブレットはどれが買い? 過熱する覇権争い/ 携帯会社のカモにならない方法「週刊 東洋経済」 2013年 3/30号 | トップページ | 「0円クラウド活用術 」 200GB+α無料で使える! »

28)Meditation in the Marketplace4」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 死後の世界が教える「人生はなんのためにあるのか」―退行催眠による「生」と「生」の間に起こること、全記録 マイケル ニュートン (著), Michael Newton (原著), 澤西 康史 (翻訳) <2>:

« タブレットはどれが買い? 過熱する覇権争い/ 携帯会社のカモにならない方法「週刊 東洋経済」 2013年 3/30号 | トップページ | 「0円クラウド活用術 」 200GB+α無料で使える! »