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2013/03/11

『3.11キヲクのキロク、そしてイマ。』 NPO法人20世紀アーカイブ仙台<1>

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「3.11キヲクのキロク、そしてイマ。」 <1>
NPO法人20世紀アーカイブ仙台 2013/3 単行本 192p A4タテ オールカラー 画像400点掲載
Vol.3 No.0935★★★★☆

 実はこの本、まだ手にしていない。数日以内には手元にとどくだろう。本来であれば、3・11から2年目の、「今日の読書ブログの記録」として残す段取りだった。残念だが、細かいことは後日にまわそう。

2)数日前から、この「2周年」がマスメディアから流れてくる。深夜に偶然、すぐ近くの被災地の人びとのレポートが流されたりして、すっかり眠れなくなったりしている。

3)土曜日、日曜日と、たくさんの番組が放送されていた。今朝も、朝一番テレビをつけたら、3・11のオンパレードだ。本来であれば、画面にかじりつくところだろうが、もう、私には、それらを注視することはできない。テレビを消した。

4)この本、今日までに私の手元にとどかなかったのは、よかったのかも知れない。私は私なりに、もう、いっぱいいっぱいだ。

5)公民館に勤めていた同級生は津波に飲まれた。親戚のイチゴ農家は何軒も波にのまれた。地震でつぶれた家屋も数知れず。震災後、ボランティアに精出した旧友は、体調を崩して亡くなった。復興を目指して雑誌を復刊した友人も体調を崩してなくなった。その他、数え上げたらキリがない。イマは、ほっといてくれ、というのが、本当の気持ち。

6)でも今日は3・11の二年後。あとで自分が自分のブログを読んで、あれ、って思わないように、最小限のメモだけ残しておこう。

7)宮地尚子「震災トラウマと復興ストレス」(2011/08  岩波書店)に書かれたように、爆心地である「内海」については、ほんとうは語られることなんかありえないのだ。記憶にも、記録にも残りえないことが山ほどある。

8)イマはただ、関係各位に敬意を表するとともに、被災者たちの冥福をお祈りいたします。合掌

<2>につづく

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