『ノマド出張仕事術』 1時間のプチ移動から本格出張まで 上田渉
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「ノマド出張仕事術」 1時間のプチ移動から本格出張まで
上田渉 2010/12 実業之日本社 単行本 215p
Vol.3 No.0929★★★☆☆
1)この本も3・11以前にでた本である。ゆえあって、今頃めくってみることになった。
2)今でいうノマドワーキングを私が始めたのは、10年前、ちょうど20歳の時です。p001「はじめに」
3)私も「今でいう」ノマドワーキング・スタイルを作ったのは著者と同時代であったと思う。しかし、私自身は「ノマド」という言葉を意識したのは、この数週間のことである。正直言って、この本から学ぶことは少ない。私はむしろ、なぜに「ノマド」という用語がこのように多用されているのか「調査」中で、「仕事術」そのものは、もう、自分なりに作ってしまっていると言える。
4)まず、私の場合は、ごく最近、仕事の環境的の中で、全社的にタブレット端末が「解禁」になったことが大きい。ノートパソコン時代は、いろいろと不都合が多かった。電源コードを持ち運ぶ。パソコンの紛失・盗難に異常に気を使わなければならない。立ち上げに時間がかかる。ネット接続機器を常に持ち運ぶ必要がある。などなど、「ノマド」というほど、立ち振る舞いが、「自由」ではなかった。
5)ここに仕事用のアプリと、セキュリティの高い専用「クラウド」、そして第四世代のLTE通信網が使えるようになったので、ある意味すでに「ノマド」環境はできあがったということになる。あとのこの本に書かれているような内容は、ある意味、付け足しでしかない。
6)それでも、この本に目を通していて気付いた(というか思い出した)ことをメモしておく。本当に必要なら一考あるべし。
・出先からのファックスの読み書き。
・車の中にタブレットを設置する用具の要否について。
・カラオケBOXの昼間利用。長時間の個室事務所として。
・プレゼン用にタブレットとプロジェクターの接続。 てなところであった。
7)ファックスはいまだに必需品であるが、スキャナーまでモバイルする必要はなかろう。本来は画像としてメールで送信できるはずなのだが、業界的にはファックス重視はいまでも続いている。ちなみに感熱紙ファックス機は現在ほとんど製造中止になっている。
8)車の中にナビとして設置するという方法もあるらしいが、今のところ車載ナビがあるし、テレビにもなる。停止中はハンドルにひっかけて机になる器具も使っているので、これに載せてしまえば事足りる。これもまた本当に必要かどうか。
9)カラオケボックスは個人では使ったことはないし、昼間利用もしたことがない。しかし、街で仕事するには、それもありかなぁ。著者はカラオケにはWiFiがないことを考慮すべきとしているが、室内でもLTEが使えるところであれば、臨時事務所にはなる。ネットカフェなんてところは、宿泊であって、ノマド・オフィス向きではないのかな。
10)タブレット全体をまだ把握していないが、タブレットから印刷というプロセスも難ありのように思う。プロジェクターとの接続ができれば、強みにはなる。しかし、そのような必要は私個人にはない。直接タブレットを顧客に見せることができれば、それで済む。
11)モバイルだろうが、ノマドだろうが、好きそうな人間が考えることは大体似ている。カバンの中身も似たようなものだった。
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