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2013年4月の23件の記事

2013/04/29

そ、それは必須でしょう 「私的定番アプリ」ベスト10

第1位 設定
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これはアプリとさえ呼べない、システムの根幹中の根幹。もっとも重要かつ不可欠なアイコン。面倒なので困った時だけ覗きにいくのだが、今だによく分かっていない部分が多い。そのうちだんだん分かってくるでしょう。

第2位 Safari
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こちらも定番中の定番。これさえあれば、専用アプリがなくてもほとんどのことが出来る。遊びも、仕事も、メールも、ここから入る。逆に言えば、iPadのブラウザとして、他の選択肢はあるのだろうか。いずれ検討してみよう。

第3位 App store
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これをここに置くのはある意味ズルい。このアプリさえあれば75万以上と言われるアプリ群をインストールすることができる。キング・オブ・アプリ。全部を体験するなんて最早不可能。のんびりマイペースで活用しよう。

第4位 カメラ
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これもまた定番中の定番、と言いたいところだが、初代iPadにはカメラはついていなかったらしい。仕事にしても遊びにしても、カメラは必須アイテム。iPadで撮影している風景は、間が抜けているという人もあるが・・・・。

第5位 skype
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孫たちとの「対話」をするには不可欠。1歳児、2歳児とのコミュニケーションをするには、ケータイではストレスが溜まる。iPadには同じ機能のFace Timeがプリインストールされてはいるが、相手先が限定されてしまう。

第6位 写真
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これもまた、無くては困る。わが16GBでは、ビディオや動画を溜め込むと、すぐ容量オーバーになってしまうが、常に気持ちよく使うために、無駄撮りをなくしたり、不要画像を削除する習慣をつけることもまた大切。

第7位 puffin free
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iPadでAdobeのFlashが開かないのは有名。ジョブズのポリシーに従って見るものの、やっぱり窮屈。このアプリを使うと、かなりのページが開けるようになる。何か問題もありそうなのだが、私的には有料板への移行は必至。

第8位 kindle
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読書アプリの中では横綱と言えるだろう。すでに重要文書もダウンロードしているので、もうこのアプリを削除することはできない。むしろほかの読書アプリを、ここにいかにうまく集約するかが 、今後の課題となる。

第9位 ミュージック
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日常生活ではあまり豊かな音楽空間を持っていない我がライフスタイルではあるが、パソコンやiPodナノで作っておいたCDリストが、そのまま同期されて、いつでも聞けるのは有難い。お気に入りの音楽は、やはり手放せない。

第10位 OSHO ZEN TAROT
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OshoとiPadは、我が人生にはなくてはならない必須アイテムではあるが、この2つ、相性がいいのか悪いのか、いまだわからず。この辺は、今後の課題。Oshoは、有料アプリも含めると、結構面白いものが、あることはある。

次点 Tショットホルダー
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このアプリがなくても仕事はできるのだが、せめて、このアプリだけでもトップページに貼り付けておかないと、仕事をやっているようには見えなくなる(笑)。業務用専用アプリ。iPadで仕事ができるという環境があるのは、とてもうれしい。

 

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2013/04/27

私的「英語上達のためのアプリ」ベスト10(暫定版)

 ビジネスマンのスキルアップは、会計、IT、英語と言われる。財務を読み切る会計力や、ITリテラシーと並んで、ビジネスで使える英語力も必要とされる。わが人生を振り返ると、携帯コンピュータ4級、英語会話検定3級、ファイナンシャルプランナー2級、と、なんともお寒いビジネス人生ではあった。

 しかし、アラ還のわがライフスタイルとは言え、英語力をさらにレベルアップすることは、ネット社会においても、世界観をずっと広げてくれることは確かだ。タブレットも使い方によっては、よい英語教材になってくれる。

 ふと気づいてみれば、iPad上にダウンロードしたアプリ群を、「英語」の側面から並べてみるのも面白い。有料版も含めれば、もっともっと役に立つアプリはあるだろうが、まずはこの辺のお手軽アプリから、見直してみよう。

私的「英語上達のためのアプリ」ベスト10(暫定版)

第1位 NHK WORLD TV
Nhkworld
 ひまな時、バックグランドに流しておくといい。ネィティブ・スピーカーたちに比べて、「日本」なまりの英語も飛び出してくる。おいおい、それでNHKのアナウンサーが務まるのか、なんてたまに冷やかす(笑)。


第2位 THE NKKEI asian review
Nhkasia
 こちらは単行本なのか、電子本なのかさえ、よくわからない。冊数も少なく、迫力はないが、全文無料で読めるので、もし一冊でも関心がある本があれば、儲けもの。ビジネスとくれば、まずは日経でしょう。


第3位 iTunes U
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 こちらは、わがタブレット・ライフで定番化しつつあるオープン・ユニバーシティの教材。探し始めればいろいろあるが、目移りして、なかなか一つのコースを修めるのも難しい。映像や音響もある。

第4位 Newsstand 
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 こちらも使い方次第だが、「ワシントン・ポスト」、「ニューヨーク・タイムス」、「ウォール・ストリート・ジャーナル」など日刊紙が無料で配信されてくるのは感心する。全部は読みきれないし、メモリー食い。

第5位 TuneIn Radio
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 世界のラジオがいろいろ聞ける。地元局から、災害FM、海外ニュースなど。言語は入り乱れているので、まとまりが悪いが、たまにBBCを聴いたりする。テレビよりラジオのほうが、聞き取りやすい。


第6位 kindle
Kindle
 このアプリも定番化。さまざまな英語本の無料サンプルをガンガンダウンロードして貯めてある。一冊読むより、サンプルだけ、ってのはいいかもしれない(笑)。購入した英語本も大体ここに収めている。

第7位 日本のNews
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 こちらも定番化。日本の新聞が読めるということは、「ジャパン・タイムス」とか、「ジャパン・トゥディ」なども読めるということだ。海外ニュースより、日本が英語でどう表現されるのかが面白い場合がある。

第8位 iBooks
Ibooks
 ここは使い方次第。青空文庫の無料版もたくさんあるが、iTunes Uのテキストをダウンロードするとここに溜まる。あれころアプリを立ち上げるより、ひとつに集約したいので、そのうち淘汰されるかも。

第9位 Cloud Reader
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 こちらもなぜか、英語のキンドルから購入したら、立ち上がってしまったもの。日本と英語と、アマゾンのIDを別々にとってしまったからもしれない。そのうちよく調べて、統合されるべきアプリのひとつ。


第10位 OSHO ZEN TAROT  Post Card
Osho_zen_post_card
 Oshoの無料アプリを探したら、いまのところ、これくらいなのかな・・・? 有料版はいろいろあるが、全体が安定していないので、まずは無料版でお試し中。タロットカードの内容のこのくらいは抑えたい。


次点 映画情報 HD
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 映画音痴の私としては、予告編が無尽蔵に見ることができるこのアプリで、すこしづつ情報を入れていくのがいいかも。「戸田奈津子の映画で英語」なんてあたりがなかなか興味深い。邦画も外国ものもある。

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2013/04/24

私的「読書アプリ・ベスト10」(暫定版)

 70万以上あると言われるアプリ群から自分にぴったりなものを見つけるのはそう簡単ではない。まずは定番のところから始めているが、それでもありすぎて、わが16GB機はあっという間にいっぱいになってしまう。

 読書アプリもいろいろあるが、気がついてみればすでに10個以上インストールしてしまった。このままだと、もっともっと増えそうだ。だけど、こんなには要らないんだよなぁ。そのうち、自分なりの定番を作ろう。それまでの暫定版を作成しておく。

私的読書アプリ・ベスト10(暫定版)

第1位 Fujisan
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 一番最初にはまったアプリ。「タダ読み」が充実している。「お気に入り」に登録しておくと、いつでも見ることができる。雑誌類が豊富だが、バックナンバーなどがいまいち見つけにくい。


第2位 Kindle
Kindle
 なにはともあれ、この分野のフロンティアには一目置かなければならない。購入した本や、周辺の電子機器の説明書などもキンドルにダウンロードしていつも見れるようにしている。


第3位 日経BP
Bp
 日経BPの本を見るならこのアプリだろう。「無料の本」などもあるが、「ちょっと読む(無料)」から「サムネイル」を開き、工夫次第では、全ページをほとんど見ることができる。いいね。


第4位 日本新聞
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 それぞれの新聞の有料アプリと違って、日本の新聞のほとんどが無料で読める。印刷版ではなく、タイトルから記事を読むが、それでも、概略を知るにはこれで十分。地元紙も充実。


第5位 Newsstand
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 もともとプリインストールされている標準アプリだが、ここから「ニューヨーク・タイムス」や「ワシントン・ポスト」、「ウォール・ストリート・ジャーナル」も読めてしまう。しかも毎日配信されてくる。すごい。


第6位 iTunes U
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 公開大学のオープン・コースがここから読める。普通の読書とは違うが、むしろ、他の読書もこのコースのような方向性を持ったものになると面白い。英語版やビデオなども充実。


第7位 iBooks
Ibooks
これもプリインストールの定番アプリ。青空文庫の無料本などを大量にダウンロードして読んでいる。ビートルズの「イエロー・サブマリン」絵本は、我が家の孫たちと見ると、楽しい。


第8位 Kinoppy
Kinoppy
 登録はちょっと面倒くさいが、いかにも紀伊国屋の店頭に行ったような品ぞろえがうれしい。満足ではないが「無料」本や「お試し版」もある。「写真集」なんてジャンルがあるのも特徴。


第9位 楽天kobo
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 どうやら最近公開されたばっかりのIpad用アプリ。個人的には楽天ポイントがたまっているので、いざ購入となったら、ここから買えば割安となる。楽天らしい下世話な感じが漂う。


第10位 ビューン
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 たしか、低額(月数百円?)で、アップされている雑誌やコミックを読み放題、というページではなかったかな。私はコミックを読まないので、有料契約してまで読む気はないが・・・。


次点 マガストア
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 天下のDentsuの電子書籍ショップ。25個のジャンル一覧から入ることができる。「FREE」版もいろいろある。しかし、だからと言って、ここならでは、という点が弱いので、定番化は難しい。


次次点 BookWalker
Bookwaler 
 ちょっと若向きだな。アラ還の私には、ちょっと落ち着きがわるい。ライトノベルや、コミック、ゲームなどが豊富。逆に若い人たちと仲良くなるには、ここでの勉強も必要かな。


 以上はすべて暫定。ウロウロしていると、読書アプリはこれから無制限に増えて行きそうだ。しかし、わが16GBのiPadは容量がパンクしている。これ以上増やせない。ここがMaxなので、少しづつ入れ替えて、あまり増やしすぎずに、シンプルに電子書籍ライフを楽しんでいきたい。

 いずれは、もういちどこのベスト10を見直して、「決定版」を作成しよう。

つづく・・・・。

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2013/04/21

今日から使える!「初めてのiPad mini」日経BPパソコンベストムック

今日から使える 初めてのiPad mini (日経BPパソコンベストムック) [ムック]
戸田覚&アバンギャルド (監修) ムック: 108ページ 日経BP社 (2012/12/12)
Vol.3 No.0973★★★★☆


1)書店の店頭ではこの類の本が賑わっている。つまりiPadではなく、iPad-miniが旬なのである。別にminiのことばかり書いてある訳でもないので、iPad全般について知ることができる。

2)この本も図書館に入っているので、だいぶ前から予約しているのだが、なかなか私の番にならない。Amazonをみる限り、電子書籍にもなっていないようだ。

3)ところが、iPadに日経BPのアプリをダウンロードすると、やっぱり電子書籍化されていて、試し読みが出来る。もちろん日経BPストアのページからも購入出来る。

4)そして、試し読みとはいうものの、工夫すれば、100ページほどの全文をほとんど読めてしまう(笑)。そりゃ多少の面倒と不都合はあるが、概略を理解するには、これで十分だ。

5)この本での大収穫は、iPadではアドビのFlashが開けない、という定番化した問題点をほぼ解決するアプリが紹介されていたこと。

6)Puffin ウエブ ブラウザというアプリは、この定番化した岩盤を切り崩してくれる。有料とはいえ、250円だから、絶対、価値がある。無料版でお試し中だが、こちらは2週間の限定がついている。私的には、これは絶対必要。

7)もっとも、完全にFlashが動く訳でもなく、何かの不都合があるかもしれない。しかし、アップルストアが認定している限り、そんなにおかしいモノではないだろう。

8)なんだ、こんなに動くなら最初から解禁すればいいじゃないか、とは思うが、まぁ、もう少し様子を見よう。

9)後半は基本的な機能と、代表的なアプリが紹介されている。何十万あると言われているアプリの全体像を知ることはできないが、このような本に紹介されているアプリを、チビリチビリと試しながら、自分にフィットしたものを探してみよう。

10)電子書籍や出版社のアプリは、探せば次から次と出てきて、定まりがない。いろいろためしているうちに、きっと自分なりの納得できる定番アプリが定まってこよう。

11)今回、自分が購入したiPadで失敗したかな、と思うのは、16GBと、もっとも小さな容量の機種を選んだこと。使ってみれば、結構あっという間にいっぱいになる。しかし、ある一定の容量の中でシンプルに使いこなしてこそのタブレットライフだろう、と今の私は思う(少し負け惜しみw)。

12)多くの選択肢があったり、少額とは言え、常に有料版への誘惑に遭遇するが、それはメーカーや販売者たちの経営戦略なので、それらをうまく避けて、上手にタブレットライフを楽しみたい。

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2013/04/20

「iPadがつくる未来」 1台のタブレット端末から始まるビジネス&ライフスタイル革命 大谷和利 (著)


2011/04/11 アスキー・メディアワークス  (アスキー新書)192 ページ  [Kindle版] 1451 KB 販売: Amazon Services International, Inc. (2012/10/26)
Vol.3 No.0972★★★★★

1)現地時間の2011年3月11日、世界で最も早く米国で第2世代iPad(通称iPad2)が発売された。ニューヨークとミネアポリスのアップルストアで購入者に調査を行ったパイパー・ジャフレイン社のアナリスト、ジーン・マンスター氏によれば、このときのiPad2の購入者の実に7割がiPadは初めてという新規ユーザーだった。p013プロローグ「Before iPad」

2)そうか、そういうタイミングであったか。時差があるから、3・11大震災の方が先だったにせよ、同じ日にこのような二つの出来ごとがあったことは記憶しておく必要がある。

3)iPadのkindleアプリでこの本を見つけた。無料サンプルをダウンロードして途中まで読んでみると、これがなかなか面白い。面白いのにいいところで終わっている。う~ん、これは全文読んでみなければ・・・、ということで全文を読んでみた。

4)発売されたのは2011/04/11となっている。実際の発売日はこれより早かっただろうから、ほとんど3・11と同時にこの本はリリースされたということになる。もし、3・11が起きなかったら、もっともっと、この本やiPad2が大きな話題になっていただろうし、私自身、もっと早くこの本を読んでいたことだろう。

5)私自身は意識していたとは言え、実際にiPadを手に入れたのは今年2003年になってからだ。世代としては4世代ということになる。

6)本屋に行ってみると、タブレット端末についての本や雑誌が所せましと並んでいる。今は、タブレットの機種選びが旬な話題となっている。スマホかiPadか、という選択よりは、現在は、ネクサス7かiPadミニか、という対立軸を中心として回転しているが、いずれにせよ、そのカテゴリの先駆者であるiPadの陰を追っかけている、ということに変わりはない。

7)私もまた、初代iPadでは満足度は大きくなかったであろう。カメラもついていないし、音声認識Siriもついていなかった。そして、ディスプレイもレティーナではなかったので、きっと初代を買っていたら、またまたおいてきぼりを食った感じになったかもしれない。

8)今後、どう展開するかはわからないが、ウィンドウズ8あたりのうろたえぶりをみると、やはりiPadの登場の意義は大きかったといえる。他のアンドロイド機やキンドルが追随するなか、iPadも進化しつづけている。

9)今後、数年のうちに、マックシリーズはクリエイティブ色をより一層強め、コンシューマー向けの販売ではiPadがエントリークラスのノートパソコン型のマックを置き換える。それがアップル社が目指す近未来の姿なのである。p046同上

10)この辺はあたらずとも遠からずだろう。iPadは決してエントリークラス同等品ではない。むしろ、iPadだからこそできることがいっぱいある。いわゆるパソコンが持ってきた機能を選択して、さらに磨きをかけたもの、それがiPadだ。

11)ところで、iPadを使っていて、不都合とまでは言わないが、いつも意識せざるを得ないのは、アドビのフラッシュが使えないこと。訳あってそれを使えないようにしているとは聞いているが、はて、その辺の結末はどうなのだろうか。

12)米国の有名なネット系ニュースサイト「Mashable」が読者中の6000人を対象に行った、Webの将来に適する企画を問う調査の結果でも、HTML5の支持者が61パーセント、フラッシュが28パーセント、双方の共存が10パーセントという結果が出ており、業界標準規格としてのHTML5の普及を望む声が圧倒的な多数を占めた。p060「フラッシュからHTML5への変化を先取り」

13)私自身は、事情をよく知らないので、双方の共存を望む方だが、まぁ、iPadがそう選択したのなら、それに従うことは何も問題はない。だが、実際には、ウェブではまだまだフラッシュが開かずに見れないページは多い。いずれは、フラッシュが消えていくのか、それともアップルが折れるのか(それはなさそうだが)、これは経過観察することにする。

14)世間に流布するiOS対アンドロイド」という構図は部分的に正しい。だが、実際には両者の方向性は微妙に異なり、その使い勝手やエコシステムの違いもあって、互いに棲み分けていくことになると予想される。

 電子書籍をめぐる「iPad対キンドル」という捉え方もそうだが、マスコミは、時にビジネスモデルの異なる2つの技術や製品を採り上げて、対立の構図を作り出したがる。アマゾン社は「キンドル形式の電子書籍データを売る」ことが主目的であるのに対し、アップル社は「iPadそのものの販売がビジネスの糧」だということを見逃してはならない。p173「エピローグ After iPad 対立ではなく棲み分けになるiPadとアンドロイドタブレット」

15)アナリストの「名」分析に、う~む、なるほどと、うなずかないわけではないが、実際には対立構図は存在する。ひとりのユーザーとして、どちらの端末でも、与えられれば、それとなく使いこなし、活用することになろう。ある意味では大きな「違い」はない。

16)しかしながら、実際は、自らの使用目的な嗜好性をきわめていくと、やはり二つの潮流は「大きく」違う。

17)iPadを選ばずアンドロイドを選ぶとすれば、それはよくも悪くも「アンチ」アップル派なのだ。そして、アップルファンなら、間違いなくiPadを選ぶ。そこにある違いは、アップルとグーグルの違いであり、今後のITやウェブの大きな話題(あるいは問題)である。

18)この本、二年前の本であり、事情が良く分かる人には、その分析の可否がもっと明確に判断つくだろう。当ブログとしては、この時点で、すでにこのような分析が成立していたのだ、ということに、ほ~、とため息がつくことばかり。専門分野のことも、他にもいろいろ書いてあり、この本は有益だ。

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2013/04/18

「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」 村上 春樹 (著) <2>

<1>よりつづく

2013/4/12 文藝春秋 単行本: 376p
Vol.3 No.0972

1)読了。あはは、一気に読んだ。

2)別にネタばれするほどダイジェストする能力はないが、まずは一気に読んだ。小説嫌いの、小説音痴の私が一気読みしたくなるのだから、やっぱり面白い小説なのだろう。私の場合は、途中でやめると、もう放り出してしまうかもしれなかった(笑)。でも、最後までキチンと読んだ。

3)アカ、アオ、シロ、クロ、とくるなら、田崎つくるは、キイロだろう、と思った。よく相撲で、赤房下、白房下、とかいうが、それぞれの方角を示しており、五行説に則っている。キイロには方角はない。ど真ん中だ。

4)それにハイイロとかミドリもでてくるが、まぁ、それは付け足しだろう。田崎つくるは、人生の土俵のど真ん中に復帰するだろうか。あるいは、土俵外の砂と消えるのか。

5)「たとえ君が空っぽの容器だったとしても、それでいいじゃない」とエリは言った。「もしそうだとしても、君はとても素敵な、心を惹かれる容器だよ。自分自身が何であるかなんて、そんなこと本当は誰にもわかりはしない。そう思わない? それなら君は、どこまでも美しいかたちの入れ物になればいいんだ。誰かが思わず中に何かを入れたくなるような、しっかり好感の持てる容器に」 p323

6)昨日、iTunes Uで「Who am I? Identity, nationality and belonging ... 」を「受講」したばかりだ。私は誰かのテーマでは、結局、ナショナリティとか所属とかに帰結していくまやかしがまかり通っている。ここではエリの「自分自身が何であるかなんて、そんなこと本当は誰にもわかりはしない。」の方が正解のはずだ。

7)誰でもないにも関わらず、人は、自らに色を付けていかざるを得ない。色をつけていき、かつ、また、形を作りながら、いずれ消えさる。

8)この村上作品を読みながら、ヒュー・ヘフナーの「プレイボーイ」誌の編集方針を思い出していた。たしか三つの要素で成り立っていて、ヌードと車と、もうひとつ、たしかギャンブルだったかな、その要素と村上春樹小説の要素はどこか、かぶるのではないか、と思った。

9)村上春樹の小説はいつもポルノチックな部分と、執拗な車たちの登場がある。レクサスやポルシェ、メルセデス・ベンツ、カローラ、フォルクスワーゲン・ゴルフや、ルノーワゴン。車好きならずとも、イメージがおのずと湧いてくる。

10)しかし、ソフトポルノと車は共通していても、ギャンブル(だったと思う)は村上作品にはあまり登場しない。今回もラスベガスの風景も登場はするが、柱になっているとは思えない。敢えて、三本柱の一角に据えようとするなら、もう1つの要素は「死」だろう。

11)ポルノ+車+死でもって、今度こそノーベル賞をとるだろうか。まぁ、そんなことは実はどうでもいい。とにかく、この小説が100万部出版され、同時的にそれ以上の人びとに読まれるという現象に、正直に驚く。それだけの「価値」が、この小説にあるのだろうか。それだけ多くの人に、求められているのだろうか。なぜに?

12)当ブログの三コン論を象徴する人物として、仮にコンテナにスティーブ・ジョブズを置き、片やコンシャスネスにOSHOを置くとしたら、真中のコンテンツに村上春樹を置いてみる。これもありだろうな、と思う。(実は、最近はOSHOはコンシャスネスではなくコンテンツなのではないかと思うこと多し。コンシャスネスは、もっとなにか別な求め方があるような予感がしてきた)

13)村上春樹は、どこかでドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」のような小説を書いてみたい、と言っていたことを思い出した。今回の小説を読みながら、たしかにかの文豪の小説のように「構造」が頭の中に描かれてくる部分が多い。人物たちが等間隔で書かれ、名前を二つづつもつ。そして、平面を共有しながら、立体になると、対極へと分かれて対峙する構造。

14)私は東京のような大都会にすむシティーボーイじゃないから、この小説のような「現代人の孤独感」のようなものを持たないし、敢えて共感するつもりもないが、もし、彼の世界が多くの現代人を惹きつけているとしたら、この大都市文明のなせる業ともいえるだろう。

15)「海辺のカフカ」や「ノルウェーの森」ともどこかリンクしてくる。あるいは多くの村上作品の中に、どっかと腰を据える作品であることは間違いないだろう。

16)私のような小説音痴でも、小説って、面白いな、と思う。

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NHK ラジオ 「英語で読む村上春樹」 2013年 04月号 世界の中の日本文学

1)実は、自分のブログで村上春樹をメモすることは避けたいとずっと思ってきた。3年ちょっと前に、村上春樹、なんぼのもんじゃい、と、一か月で60冊の春樹本を読んでメモしたことがある。面白くないわけがないのだが、まぁ、こんなもんだろうと、一気に斜め読みした。

2)ところが困ったことに、その後の当ブログへのアクセスが急増した。どこでどうリンクするのか、とにかく、世の中にハルキニストはうじゃうじゃいる。別に彼のことが好きでもなく(嫌いでもないが)、特に詳しいことも書いていないのに、次から次とアクセスが来る。

3)当ブログとしては、アクセス数が増えるのは敬遠するわけではない。しかし、このハルキニスト現象は、「私のブログ」に来るわけではなくて、「村上春樹」で検索してくるだけなので、継続しない。コメントを残してくれるわけでもなく、他の記事を読んでくれるわけでもない。ただただ、「村上春樹」を追っかけているだけなのである。

4)だから、ある時から村上春樹という単語はなるべく当ブログには表現しないで、もしアクセスがあっても、できるだけ無視してきた。ある時など、一時的にブログから当該記事を隠したこともある。

5)しかしまぁ、現代の社会現象としては面白いと思う。今回の「色彩を持たない田崎つくると、彼の巡礼の年」なんかを読んでみると、やっぱり面白いな、と思う。今回の出版がわかっていたのだろうか、NHKラジオでは、「英語で読む村上春樹」をやる。テキストもある。

6)このページの「試し読み」を見ると、「象の消滅」と“The Elephant Vanishes”、両者の間には何が横たわっているのだろうか、とコメントがある。

 

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必ず結果がでる「ブログ運営テクニック100 」プロ・ブロガーが教える"俺メディア"の極意 [Kindle版] コグレ マサト するぷ <3>

<2>からつづく

Kindle版  7938 KB 紙の本の長さ: 240p 2012/8 Amazon Services International, Inc.
★★★★★

1)このタイミング、だからこそ、この本を再出しておこう。というか、実はまだゆっくり読んでいないんだよなぁ。こういう功利的マキャベリズム(笑)は、皮膚感覚的に拒否してしまう自分がいる。その感覚も決して正しくないとは言えないが、まぁ、こういう本に、横眼づかいで視線を奪われてしまう、というのも本当のところだ。

2)この本には、タイトル通りの100のテクニックが紹介されている。その中でもとにかく一番気になったのは、「チャプター4 アフェリエイトでブログから収入を得る」(p169)のところ。著者はなんと、ブログを書いて生活している、と豪語するだけあって、まさに「生活がかかっている」。ちょっと鬼気迫るところがある。

3)ここを読んで、気になったのは、アフェリエイトとして紹介してあったのが、Amazonアフェリエイトと楽天アフェリエイト、そしてGoogle Adesnseくらいなもの。フム? 世の中にアフェリエイトと称するものがもっとたくさんあるように思っていたのだが、それほど多くないのかもしれない。

4)そもそも当ブログは7年前に楽天ブログとしてスタートしたので、知らず知らずののうちに楽天アフェリエイトの売上があった。あったといっても月数百円にも満たない小さなものだが、どういうシステムで、どうなっているのか、まったく頓着しないできた。

5)年に数千円、これまで万を超えるくらいの手数料が入っているはずなのだが、その時その時で、購入する本にポイントを使ってきたので、割安で本が買えていいな、というくらいの感じだった。ニフティブログに移ってからは、確かニフティのアフェリエイトがあったはずなのだが、その成果など、まったく気にしないできた。というか登録さえしなかったのかもしれない。

6)そんな時、この本を読んで、2か月ほど前からAmazonアフェリエイトに変えてみた。最初は何のことはなかったが、現在はすこし反応がでてきた。一つの本が4冊売れたケースもあり、最近では、私のブログから村上春樹の新刊「色彩を持たない田崎つくると、彼の巡礼の年」を購入してくれた人も現れた。へぇ~。

7)まさに、へぇ~、って感じである。いままで楽天のアフェリエイトなんて、どうなっているのか、疑問に思っても、どういう風に調べればいいか面倒くさかったが、Amazonはより分かりやすい。これから、もっと敏感に考えていかなければならないのかもしれない。

8)と、まぁ、この本にはその他いろいろな「テクニック」が満載である。すこしづつひも解いてみるか・・・・。

つづく

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2013/04/17

Who am I? Identity, nationality and belonging ... iTunes U

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Who am I? Identity, nationality and belonging ... iTunes U
Vol.3 No.0971★★★★★

1)iTunes UをMeditation in the Marketplace5の中心の一角に据えようとする試みには、それなりの妥当性もあるが、いざそれをスタートしようとすると、それはそれなりに難しい。面倒な課題がいくつも横たわっている。

2)まず、画像(アイコン)を貼り付け、リンクを張ろうとしても、いちいちが新しいノウハウになるので、試行錯誤が必要となる。仮にリンクを張れたとしても、iTunes Uアプリが入っていない端末では、何事も表示されない可能性がある。

3)まあ、それはそれでしかたない。問題は、そのコースを自分がうまく「受講」できるかどうかのほうが、より大きい問題だ。コースは山ほどあり、利用する技術もないではない。しかし、手始めに、どこからどうとっかかればいいだろうか。

4)選んだのはこのコース。Who am I?。オーディオとテキストブックで構成されている。すべて修了してからメモしようかなと思ったが、進捗にそれなりの時間がかかることが分かってきたので、小分けにして少しづつメモして行くことにする。

5)Who am I? は、人生上の根源的な質問である。一瞑想者として、いくらかの手がかりは掴んでいるものの、さて、iTunes U上のOpen University として、どのような導きが準備されているだろうか。

6)パラっと見る限りにおいては、自分がどこに属するかとか、出自にこだわっているようでもあり、そこからさらに踏み込んで行くのかどうか、まだ未確認。確認してみよう、という誘惑を醸し出しているのは確かだ。

7)コンテナとして、iPadやKindleを選び、コンテンツとしてOshoやiTunes Uを選び出したところで、さて、自分なりにバランスよくコンシャスネスの地平に立つことは出来るだろうか。

8)Kindleを通じて読める世界は膨大に広がっている。無料サンプルで読めるものも多いが、本質的には商業路線である。

9)対するiTunes Uは、Open Universityとして、未来に向かって無限に開放されて行くイメージはあるものの、どこかでアップル社の深い目論見が見え隠れするのも確かだ。

10)いずれにせよ、今に留まることなく、常に、未来に向かって流れ続けるものが、本質であるとしたら、たしかに、いまは、これらの流れと共に流れて見る価値はあるようだ。

つづく


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Autobiography of a Spiritually Incorrect Mystic [Kindle版] Osho (著)


フォーマット: Kindle版 ファイルサイズ: 1204 KB 紙の本の長さ: 337 ページ 出版社: St. Martin's Press (2001/6/9) 販売: Amazon Services International, Inc. 言語 英語 Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能): 有効 
Vol.3 No.0970★★★★★

1)iPad→Kindle→Oshoと意気込んだはいいが、ここでこの電子書籍を掴んだのは、必ずしも正解ではなかった。そもそも、表紙にOshoの顔がないもの(笑)を志向したのに、最初からこのカバーを掴んだのが運のつきだった(爆)。

2)指向性はこれでいいのだが、もうすこし流れをうまく作らないといけない。まずは新しいカテゴリ「Meditation in the Marketplace<5>」の本流を作ろう。<5>では、Osho電子本と、iTune Uの講義を中心に上り詰めていく予定だ。

3)ところがiTune Uのほうも、実はあまり一般的ではなく、アップル製品以外では読めないのかな、という感触がでてきた。面白いのだけど、狭い道となりそうだ。

4)iPadをいじっているのは面白い。いじっているとKindleばかりか、さまざまな書籍コーナーがあり、出版社や流通、サービスの独自の販売システムに出会う。その中の、タダ読みや、ちょい読み、立ち読み、などといった無料サンプル版が多くあり、ついついそちらにも目を取られてしまう。

5)今回iPad→Kindle→Oshoで読んだこの「Autobiography of a Spiritually Incorrect Mystic」もなかなか興味深いものではある。そもそも自伝に意味はないと断言する人の自伝だけに、最初の最初から矛盾を含んでいる。

6)あちこちで過去の話しをしたOshoだけど、かならずしも自伝としてまとまったものは少ない。この本も読んでみれば、他のどの本にもなかったような内容が書いてある。無料サンプル版で読めるのは、ほんの小さな5~6歳のころのエピソードまでだが、いままでのストーリーに加えて、幅広いバリエーションが増えたような感じがする。

7)当ブログの文頭の書籍の画像もAmazonのものに変えてみたが、わずか一ヶ月ほどの間に10冊が売れたようだ。アフェリエイト販売の情報が、楽天よりは見やすい。 それとなく傾向がわかり、この傾向に引っ張られて、当ブログの趣向も変化していくのか、興味深いところである。

8)なにはともあれ、新カテゴリにおける舵取りの意味で、まずはここでこのアイテムに目を通し、メモしておくことは重要であった。あとは、もうすこし自由にやろうと思う。シリーズの、7カテゴリーのうちの5番に位置することもすこしは意識し始めた。

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2013/04/12

「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」 村上 春樹 (著) <1>

2013/4/12 文藝春秋 単行本: 376p
Vol.3 No.0969★★★★★

1)さて、新カテゴリ「Meditation in the Marketplace5」を始めよう。新カテゴリとはいうものの、内容は継続したままだ。便宜上、数で区切っているだけで、本質的に違いはない。

2)であるなら、カテゴリをスタートさせるための最初の一冊は何にしようかな、と悩んでいたが、今日はたまたま村上春樹の新作の発表の日になった。これはいい。今度のカテゴリは、この一冊から始めよう。

3)この本を買ってまで読む気はないが、図書館から借りて読んでみる気持ちはある。朝一番で予約しておいたから、順番は一桁台だ。すでに夕方までに数百の予約が入ったから、まずまず早めに読むことができるだろう。

4)ただし、市内の市立図書館に入ったのは3冊のみ。割り当てがあるのだろう。「1984」などは、数十冊入っていたので、順次、今度の新刊も増冊されることだろう。

5)内容的には、すでに書店で立ち読みして、大体は把握している。

6)最初、このタイトルの意味がわからず、理解する気もなかったが、まずは「田崎つくる」は人名だと分かれば、あとは、理解は早い。「色彩を持たない」とは、カラフルな世界と、モノトーンの世界と、それぞれの世界観が関係ありそうだ。

7)「巡礼の年」とは、クラシックか、ジャズか、何かの音楽のタイトルであるようだ。もちろん、それにひっかっけて、「巡礼」そのものが関連されてくるだろう。

8)内容的には、そのうちゆっくり読む機会がこよう。

9)村上春樹は、過去に一カ月に60冊読んで、当ブログにメモしたことがある。量的には大したものではなかったが、いまだにアクセスが続いている。いかに村上春樹人気がすごいのかを知る思いだ。

10)正直言って、好きでも嫌いでもないが、それは「小説」全般に言える。あまり長々とした物語に付き合うつもりはない。でも、自分の時代に、このような作家がいて、同時的に、多くの読者が共同体験するのは面白いかもしれない。

11)少なくとも、「読んだよ」ということによって、多くの他の人びとと親近感を深めることができるのは偉大である。

12)例によって、団塊の世代の男性も登場する。どうやら「田崎つくる」の父親だ(と思ったが、実は違った)。わが世代、わが体験に、リンクして考えてみる。車やファッションなどでも、いくつかのリンクをつくることができる。「村上春樹」文学の特徴だ。多くの人が、同時に楽しめる仕掛けを作っている。

13)これは、ピクサーのCG映画が、多くの世代が同時に見ることができるような、「多焦点」的展開になっているのと、似ているように思った。

14)「Meditation in the Marketplace」。村上春樹は、まさに、本日的に言えば、Marketplaceの真っただ中に立っている。そして、村上春樹は、必ずしもMeditationとは無縁、と断じることはできない。

15)おいしい小説である。いそいで読み切ってしまうこともあるまい。ゆっくりと、味わいながら、楽しむことがいいだろう。いろいろと、その仕掛けがありそうだ。

<2>につづく

 

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地球人スピリット・ジャーナル・ダイジェスト版<45>「Meditation in the Marketplace4」カテゴリについて

<44>よりつづく 

「地球人スピリット・ジャーナル」
ダイジェスト版

<45>Meditation in the Marketplace4」カテゴリについて

1)書かれたのは2012/12/22から2013/04/12までの三ヵ月半。始まりは「超保険進化論」からだった。終わったのは、Oshoの「Maturity」 までのところ。この二つをつなぐのは「iPad」 。前カテゴリからのつながりである「死」もまた、重要な低音として響いていた。

2)「再読したいこのカテゴリこの3冊」は次のとおり。

「『超保険』進化論」 「超保険」研究会 中崎章夫 2012/12 績文堂出版

「ブログ運営テクニック100 」必ず結果がでる プロ・ブロガーが教える"俺メディア"の極意 コグレ マサト 2012/8 するぷ

「iTunes Uと大学教育 」-Appleは教育をどのように変えるのか?   アマルゴン (著, 編集), 2012/09

3)カテゴリ名は、もうこれ以上いいものは、今のところ思い浮かばない。当面、このままいく。いっそのこと、少なくとも「7」までいこうか。テーマ名だけでなく、テーマそのものが継続している。

<46>につづく

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再読したいこのカテゴリこの3冊「Meditation in the Marketplace4」編

前よりつづく

再読したいこのカテゴリこの3冊
「Meditation in the Marketplace4」編 


「『超保険』進化論」
「超保険」研究会 中崎章夫 2012/12 績文堂出版


「ブログ運営テクニック100 」必ず結果がでる プロ・ブロガーが教える"俺メディア"の極意
コグレ マサト 2012/8 するぷ .

「iTunes Uと大学教育 」-Appleは教育をどのように変えるのか?   
アマルゴン (著, 編集), 林拓也 (著), 大谷和利 (著), 曽我聡起 (著), 西田宗千佳 (その他), 田所 淳 (その他)  2012/09

<後>へつづく

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OSHO Maturity: The Responsibility of Being Oneself (Insights for a New Way of Living)

OSHO 1999/10 Griffin; Firs tペーパーバック: 184p Kindle版あり
Vol.3 No.0968
★★★★★

1)iPadがあり、Kindleアプリがあるとするなら、それで一体私は何を読むのか。結局やっぱり私の場合は、Oshoが好き。

2)古いOsho本は手元にたくさんあり、それこそ積ん読になっているのがいっぱいあるが、どうもいまいち新鮮味がない。表紙に全部Oshoの写真がついていることも、すこし今日的ではない。

3)新しい本もいっぱいでているが、いまさら狭い自宅の本棚を埋めるほど、Osho本を並べてみても、なんだかなぁ、という気持ちが強い。

4)今こそ、iPad→Kindle→Oshoでしょう、と、いろいろサンプル版をダウンロードして読み始めている。フルバージョンをダウンロードすると、読みきるまで時間がかかるので(笑)、今はサンプル版で十分。

5)サンプル版だと、適当なページ数なので、読み切る(!)ことができる。それに、Osho本は、別段、フルバージョンを読まなければならない、ということはない。適当なフレーズ、適当なセンテンスで、十分な場合が多い。

6)ネットでOsho本を読む、ということは今までもしてきたが、英語に堪能ではない私にとっては、辞書引きがなかなか大変だった。パソコン上にOsho本を広げ、分からない単語があると、コピーして、別に広げている翻訳ページにペーストして、ひとつひとつ理解していた。

7)でも、Kindleアプリには、辞書機能がある。iPadで、Osho本を広げ、分からない単語があると、そこを指でタップすると、すぐ画面の下に辞書が開き、意味がわかる。

8)普通なら一回開けばよさそうなものだが、老化しつつあるわが脳は、すぐ忘れてしまうことが多い(汗)。実は多すぎるほど、多い_| ̄|○

9)そんな私には、iPad→Kindle→Oshoは、なかなかいい具合なコンビネーションだ。

10)今回は、この「Maturity」を読んだが、なかなかいい。

11)当ブログのカテゴリ「Meditation in the Marketplace4」の読書としては、この本が最後。この本というか、このシステムで締めるのは、なかなかいいのではないか、と思う。

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2013/04/11

iTunes U 鎌田東二「神と仏の精神史」by 京都大学

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Image_22011/09/15

Vol.3 No.0967★★★★★

1)自分にとってのキラーアプリとしてiTunes Uを選び取ったとして、さて、それをどのように活用することができるのだろう。

2)あちこちコースを見ると、これがなかなか魅力的。あれもこれもとなるが、まずは目についたところからめくってみる。

3)鎌田東二には、同じタイトルの書籍もあるが、講義のビデオを見るのは、全く別次元だ。こういう講義がいっぱい詰まっているのかと思うと、わくわくする。

4)鎌田「神学」には、いろいろ注文をつけたいことも多々ある。独自な世界を切り開いてきたのは見事だが、すぐ身近に彼の世界があるかと思うと、可変幅が大きく、いろいろイッチャモンつけたら、すぐ取り入れてくれそうな、そんな親しみがある。

5)アプリ比較として、kindleとiTunes Uを並べて見たら、これはこれで結構面白いと思う。kindleは、これまであった読書という形態を、電子的な環境に置き換えたものと言える。本質的には、読書という形態に変化はない。そして今ようやく一般化しようとしている。

6)対するiTunes Uは、大学という学びの機会を、根本的に、変えようとしてる。あるいはそのインパクトがなければ、いままでの単なる視聴覚教材と、なんにも変わらないことに、なりかねない。

7)革命的といえば、これほど革命的なことはないくらいのイノベーションを起こせる可能性がある。それだけに、まだ一般化する以前にある。このまま敗退してしまう可能性はあるが、そうなってほしくない。

8)当ブログとしては、今ひとつ取り組み方が分かっていないという問題がある。iTunes Uと当ブログをリンクさせるにはどうしたらいいのか。どうもよく分からない。でも、何かやってみたいと思わせる誘惑を感じさせる。

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「できるAmazon Kindle スタート→活用 完全ガイド」


「できるAmazon Kindle スタート→活用 完全ガイド」
山口 真弘 (著), できるシリーズ編集部 (著)  2012/12  インプレスジャパン 単行本 128p
Vol.3 No.0966★★★★☆

1)自分用のガジェットをiPad/retinaと決めてしまった限り、あとは、自分用のキラー・アプリとは何だろうと、考えてみる。

2)日常的な業務のシステムは当然としても、後は、Evernoteだとか、Doropboxだとか、定番のものを一通り試したあと、結局は、KindleiTune Uが残った。

3)Kindleは、ホワイトペーパーなる白画面はうらやましいものの、それ以上の魅力はない。そもそもKindleは、Kindleというシステムなのであり、それを活用する方法はいろいろある。iPad上のアプリとして活用することに何のマイナス面もない。

4)そのKindleをはて、どのように使っていくのか、それがこれからの課題である。限りない広がりがあり、読書ブログとしての当ブログは、今後、大きく図書館依存から、Kindle志向へと舵を切った。

5)iPad+Kindleとは言え、結局はコンテナである。そこにどんなコンテンツを呼び込み、どんなコンシャスネスとともにあるのかは、また新たなる課題である。

6)現在のところ、やっぱり、私はOshoをこのシステムの中で読むのが楽しい。英語は得意じゃないけれど、辞書機能が便利。

7)一冊まるまんま読むのはちょっと大儀だが、サンプル版だと、あまり長くないので(笑)、飽きずに読むにはちょうどいい。当面は、あちこち、このスタイルで動き回ってみよう。

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今すぐ使える「かんたん iPad」 、「iPad3rd使い方マスターBOOK」

「かんたん iPad」 今すぐ使える
田中 拓也 (著) 2012/06 技術評論社 大型本 256p
Vol.3 No.0964★★★☆☆

 

「iPad3rd使い方マスターBOOK」 はじめての人のための
山崎 潤一郎 (著)  2012/05 成美堂出版 単行本: 223p
Vol.3 No.0965★★★★☆

1)個人的にはすでにアッと言う間に通り過ぎてしまったテーマだが、振り返ってみれば、集めるつもりではなかったが、集まってしまったiPad=タブレット情報。とにかく一台手元においていじくってみるしかない。

2)最初の戸惑いはあるが、使い始めてみれば、直観的に分かっていくのがiPad。たまにマニュアル類を開くことによって、見落としていた機能を知ることもあるが、マニュアルを読んだからといって、全部マスターしたことにはならない。

3)自分なりに使えていけば、それでOKだよね。ついでだから、リストを作成しておこう。

iPad関連リスト

「iPad vs.キンドル」 日本を巻き込む電子書籍戦争の舞台裏 西田宗千佳 2010/03 エンターブレイン

「iPadショック」 iPhoneが切り拓き、iPadが育てる新しいビジネス 林 信行 (著) 2010/5 日経BP社 

「タブレット革命」 iPad登場でわかった“板型PC”の破壊力 松村太郎 2010/09 アスキー・メディアワークス

「iPhoneとiPadが、ちゃんと使えるようになる本」使っている人も欲しい人も必見!2010/10 「特選街」 2010年 11月号 マキノ出版 

「iPadスーパーマニュアル」すべての操作方法・新機能・便利技をかんたん図解 Studioノマド すべての操作方法・新機能・便利技をかんたん図解 2011/01 秀和システム

「iPadがつくる未来」 1台のタブレット端末から始まるビジネス&ライフスタイル革命 大谷和利 2011/04 アスキー・メディアワークス 

「大人のためのiPadの楽しみ方 」鳥谷部真 2011/08 エクスナレッジ 

「iPad3rd使い方マスターBOOK」 はじめての人のための 山崎 潤一郎 (著)  2012/05 成美堂出版 

「かんたん iPad」 今すぐ使える 田中 拓也 (著) 2012/06 技術評論社 

「iPad超入門」できるゼロからはじめる 新しいiPad/iPad 2対応法 林岳之/白根雅彦 2012/07 インプレスジャパン

「やさしく学べるiPad教科書」iPadの使い方がわからない方 これからiPadを購入しようと思っている方に最適です。増田由紀 2012/08 日経BP社

「iPadノマド仕事術 」 和久井 海十 (著) 2012/09 サンマーク出版 Amazon Services International, Inc.

「タブレット 多彩機能で業界はどう変わる?」 「週刊東洋経済増刊」生保・損保特集2012版 2012/ 10/11

「 初めてのiPad mini 」今日から使える 戸田覚&アバンギャルド (監修) 日経BP社 2012/12

「はじめてのiPad mini」iOS6対応 (BASIC MASTER SERIES) 小原 裕太 (著) 2013/02 秀和システム 

「タブレットはどれが買い? 」過熱する覇権争い/ 携帯会社のカモにならない方法「週刊 東洋経済」 2013年 3/30号

「どれがいいのか? タブレット」iPad、キンドル、ネクサス7、ウィンドウズ8「日経PC21」 2013年3月号 日経BPマーケティング 

「スマホ&タブレット 」なるほど便利 くらしで使える!(NHKテレビテキスト趣味Do楽)  岡嶋裕史他 2013/03 NHK出版

「失敗しないダブレット選び」 iPad、アンドロイド、ウィンドウズ・・・最適の一台を見つける「日経 TRENDY (トレンディ) 」2013年 04月号

「タブレット&電子書籍端末」 何ができる?どれを買う? ズバリ解説!「特選街」2013年 04月号

「LTEとかモバイルルーターとかいったい何?」 「日経PC21」2013/04

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2013/04/07

「立花隆の書棚 」立花 隆 (著), 薈田 純一 (写真)


単行本: 650ページ 中央公論新社 (2013/3/8)
Vol.3 No.0963★★★★★

1)図書館ネットの新刊本リストにこのようなタイトルが並んでいると、無視はできない。だが実際に手にして見ると、最初にイメージした本とはまったく違った。なんと、650ページである。

2)著者のこの手の本は、何冊か読んできた。
「ぼくはこんな本を読んできた」1995/12 文藝春秋 単行本 311p

「ぼくが読んだ面白い本・ダメな本そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術」 2001/4 文藝春秋 単行本 407p

「ぼくの血となり肉となった五〇〇冊そして血にも肉にもならなかった一〇〇冊」2007/01 文藝春秋 単行本 541p

3)総じての感想は、フムーー、というところである。決して面白くない訳ではないのだが、いまいち焦点のピントがあらぬ方向を向いている。

4)今回、目をとおして思った事は、この人の本は、天ぷらのコロモのようだな、ということ。中身は自分で用意しないといけない。ましてや串カツのようなものだったりすれば、少なくとも串そのものをこの人に求めてはならない。

5)今時、このような本がでるのは、立花隆か松岡正剛くらいだろうが、正直、どちらもイマイチである。松岡のこのシリーズ「松岡正剛の書棚 松丸本舗の挑戦」2010/07 中央公論新社 は127ページだ。

6)何故にこちらの「立花隆の書棚」は、ハンパじゃない写真が加えられているのだろうか。およそ20万冊以上と推定される本棚が写し出されている。この手の企画をこの頃、雑誌などで小さなスケールで見かけるように思うが、ことこの本においてはちょっと悪趣味だと思う。

7)1940年生まれの著者が、仮に70年間平均して本を読み続けてきたとすると、年間2800冊以上読んできたことになる。一日に一日に7、8冊をコンスタントに読み続けることは可能だろう。積ん読やら、速読やら、資料としての部分読みなら、それもあり得るだろう。だが、それらをすべて購入し、手元に蔵書出来る個人など、著者のような特殊な人種以外、まずいない。

8)経費だけでも月数十万。全体では数億円が軽く吹っ飛んで行く。それを保管する空間の維持費を考えれば、尋常な行いとは、とても言えない。

9)そもそもこの人の商売は物書きなのだから、その材料の資材置き場と理解すれば、少しは納得出来る。大工さんが木材を集め、陶芸家が土を集める。鉄工場が金属をストックし、肉屋さんが養豚場を経営する。まぁ、それに近いものと理解することにしよう。

10)1940年生まれの立花隆といい、1940年生まれの松岡正剛といい、もうすでに鬼籍に一歩づつ近づいている世代である。戦後に少年時代を送り、バブルと共に人生を謳歌した世代であり、モノに執着するのは、むべなるかな。

11)彼らの後の世代なら、サッサとITを導入し、蔵書のストックはクラウドに任せ、身軽になって、とっくにノマド・スタイルに切り替えているのではないだろうか。少なくとも、彼らのスタイルを羨ましいと思うのは、彼らと同世代だけだろう。普通なら、こいつら、どこか可笑しい、と感じる筈だ。

12)何はともあれ、この本の中での一番の違和感は、原発推進派的な言動。

13)そこに、スリーマイルで起きた原発事故の後、凍結していた原発新設を近年一斉に認可するようになって、「原発ルネッサンス」と盛んに唱えられているわけです。 

  日本の東芝がウェスチングハウスという巨大原発企業を買収したのも、その流れに乗ってのことなのです。この流れの中から、アメリカではユニークな原発の開発がいくつか始まっています。その中で一番有名なのが、東芝とビル・ゲイツが一緒に開発をすすめている小型原発です。p111「ネコビル一階」

14)この小型原発の推進派である「ガイア仮説」のジェームズ・ラブロックや、彼に傾倒する「ホール・アース・カタログ」のスチュアート・ブランドを、「勘違いをして、勇み足をしたにちがいない。」と断じている松岡正剛とは一線を画している。

15)現在の日本においてもっとも信頼できる原発科学者である小出裕章氏は、「福島原発事故  原発を今後どうすべきか」(2012/04 河合文化教育研究所)の中で、小型原子炉の可能性を明確に否定している。

16)立花隆の読書ワールドは多岐に渡り、当然ながら、当ブログの関心領域と、大きく重なり合う。臨死体験、ウィトゲンシュタイン、神秘主義、原発、脳、ガイア、ファインマン、性、ウスペンスキー、オウム真理教、数え上げたらきりがない。

17)しかしながら、20万を超えるというその蔵書のまとめが、この本だとして、さて、この本のまとめはどこにあるのか・・・・? 結局、そこは分からない。そしてまた、その疑問符は、わずか3000冊とは言え、読書ブログを書いてきて、そのまとめは一体どこにあるのか、という当ブログの「焦り」でもある。串は串、自前で探さなくてはならない。

18)同じく20万冊の蔵書家ということなら、、私はOSHOの「私が愛した本」に、大きく軍配をあげる。世代も1931年生まれと、立花隆のひとつ上の世代だが、同じく、本に執着したOSHOが、もし現代に生きていたら、そして、これからそれを受け継ぐ私たちは、知を愛するとして、このようなビルまで立てて自らの蔵書を誇ることは、あるだろうか。

19)むしろ、これからは、クラウドに電子書籍として保存し、友人たちと共有することによって、より大きな集合知に至るのではないだろうか。

20)出版界も、もうそろそろ、こんな「くだらん」本を印刷出版するのは、やめたほうがいいのではないだろうか。苦労して撮影された写真群は、たしかに美しいけどね。

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2013/04/06

iTunes U「東日本大震災緊急シンポジウム」 by 関西大学社会安全学部

Ksd

関西大学社会安全学部 2011/03/30講演 2011/8/31公開
Vol.3 No.0962★★★★★

1)いろいろな興味深い講義はあったけど、まずiTune Uにアクセスして、このシンポジウムのビデオ記録を見てみた。9つのセクションに分かれており、視聴におよそ4時間かかる。

2)すでに二年前の記録なので、かならずしも内容的には貴重とは言えない。しかしながら、震災後三週間という時期に、被災地でこのようなシンポジウムが開かれるなんてことは考えられなかった。

3)震災地に最も近い石巻専修大学は現地に入ったボランティア達のベースキャンプになっていた。全体としてシンポジウムするなんて考えられなかった。

4)関西大学という、遠く離れた大学だからこそ行い得たシンポジウムではあっただろうし、「社会安全学部」という稀な研究学部だったらこそ、すぐに対応できたのであろう。

5)

1 Video.緊急シンポジウム開催にあたって 

2 Video.巨大複合災害としての東日本大震災 

3 Video.地震のメカニズムと特性 

4 Video.津波のメカニズムと特性 

5 Video.原子力発電所の被災とその影響  

6 Video.ライフラインの被害とその影響  

7 Video.マクロ経済への影響と経済復興  

8 Video.ボランティアの課題 

9 Video.パネルディスカッション

6)問題意識は震災直後に、すでに把握されていた。16年前に阪神淡路大震災を経験していた関西エリアだけであって、対応は早かったといえるだろう。

7)被災地からすれば、過去の災害と比較されたりするより、とにかく早く何とかしたい、なんとかしてくれ、という感情が強かった。「遠いところから」の意見など、聞く耳を持つ余裕がなかった。だが、「遠く離れていた」からこそ、全体を把握できていた、ということもできるだろう。

8)2年が経過してみれば、最初の最初から把握されていた問題点が、場面によってはまったく解決されていないじゃないか、という焦りもでてくる。それだけ問題が巨大すぎているともいえる。

9)「被災地」に住む一人として、かなり複雑な心境だ。ひとつひとつの喪失感。ことばにすらならない感情。なぐさめられても、なんにも変らない焦躁感。その半面、思いもよらないボランティアたちのヘルプ、多くあたかい気持ちには、ことばを越えた感謝の気持ちがわき上がってくる。

10)このようなシンポジウムが、震災直後に開かれていたという事実を、二年後になって初めて知るわけだが、これもまた、時間を越えた温かいヘルプに思えてくる。このような取り組みが各地でなされていたこと。問題意識を同じくしてくれていたこと、具体的な方向性の模索がなされていたこと。

11)なにはともあれ、個人的な記録や意見、ランダムな思いつきではなく、組織だった取り組みとして、このような記録があり、意見を統一しようとしていた動きがあったのだ、と再認識する。

12)iTunes U という試みの中で、このようなシンポジウムの記録を見ることができたのは、貴重な体験であった。

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「iTunes Uと大学教育 」-Appleは教育をどのように変えるのか? アマルゴン (著, 編集), 林拓也 (著),他


アマルゴン (著, 編集), 林拓也 (著), 大谷和利 (著), 曽我聡起 (著), 西田宗千佳 (その他), 田所 淳 (その他)  ペーパーバック: 160ページ 出版社: ビー・エヌ・エヌ新社 (2012/9/10)
Vol.3 No.0961

1)この一冊が持っている重みは大きい。多分ネット社会ばかりではなく、全教育界、全人間社会のあり方を変えてしまう可能性がある。すくなくとも、当ブログのささやかな試みなど、一発でぶっとばされてしまう。

2)確かに、Googleは世界中の情報を集めることができる。Wikipediaは、集合知を即座に得ることができる。Twitterは世界に向けてつぶやくこともできるし、Facebookはだれとでもつながることが出来る。しかし、iTunes Uがやろうとしていることは、全く別なことだ。

3)Googleが、もし世界政府が樹立されたら必要とされるシステムを作り上げようとしているとするなら、iTuneは、世界中の大学機関を初めとする教育機関をすべてつないでしまおう、という試みだ。

4)GoogleやTwitter、Facebookが、アラブの春や、閉鎖空間の解放に寄与し、創造のための破壊を助長しているとするなら、iTunes Uは、その破壊のあとに来るべき創造に向けての、積極的なビジョンの作成に寄与していると言える。

5)具体的にiTunes Uがやろうとしていることは、各大学の講義や研究をオープンにしようということである。各大学、各分野、各レベルの現在進行形の学術研究を、一列に、一つのフォーマットにならべてしまおう、という試みである。

6)ようやく電子書籍が一般化するかもしれない、などという現在のウェブ社会のレベルの、ずっと先のレベルを見つめているプロジェクトである。また、それが単にアイディアや企画にとどまっているわけでなく、具体的なシステムを提示し、実務的に動き出しているのだ。

7)大学の講義作りに寄与し、また、研究そのものの方向づけに影響を与えている。アカデミアの住人たちにとっても、うかうか安眠を貪っている訳には行かなくなるだろう。

8)私たち、一般の市民やユーザーは、この動きから決して取り残されてはいない。最初にやるべきことも、至ってシンプルである。

9)まず、自らの端末にiTunes Uのアプリをインストールすることである。そして多分、やるべきことは、これだけである。あとは、思いのママ、楽しむだけである。

10)既にありとあらゆる分野の研究がオープン化されている。各大学の個性が際立っている。そしてこれから、それぞれがもっともっと磨きをかけて登場し続けるだろう。

11)図書館がオンライン化された、大学の図書館がオープン化された、というレベルを超えた、もっと大きな、そして、もっと本質的な知のイノベーションが始まろうとしている。知識とは何か、大学とはなにか、が、更に問われることになるだろう。

12)そして、そもそも学問とは、人間自らの存在意義を探求するものであるかぎり、人間自らのを見つめる目が、更に成熟することになるであろう。ないしは、そのように使われなければ、意味をなさないシステムとして、このiTunes Uは、檜舞台に登場しつつある。

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MEN'S CLUB (メンズクラブ) 2013年 05月号

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MEN'S CLUB (メンズクラブ) 2013年 05月号 [雑誌] Vol.3 No.0960★★★★☆

1)書店に行ったらば、不思議な風景を見てしまった。同じ雑誌が、二つのサイズで並んでいたのだ。へぇ、これって今の流行りなの?

2)「MEN'S CLUB」という雑誌は、まともに覗いたことはないが、iPadを入手してから、「Newsstand」アプリ等でダウンロードして眺めていたので、結構電子書籍化に積極的な本なのかな、というイメージはあった。

3)しかし、もっとびっくりしたことは、この小さなサイズの方には、実は、無料で電子書籍版を覗くことができるサービスが付いていることである。

4)巻末についているアドレスにアクセスすると、雑誌コードを入力するようになっており、表示されている文字列で入ることができるようになっている。

5)数百円とは言え、これだけのグラビア雑誌が、今店頭で並んでいる同じ号が、無料で読めるというのはすごいことだ。もともとがファッション雑誌で、まさにカタログ雑誌のようなものであるからこそできるサービスなのかもしれない。

6)この動きを見て思ったこと。雑誌はこれから電子書籍化することは必至であろう。そしてこのようなグラビア雑誌をタブレットで見ようとするなら、10インチは必要であろうということ。そして、解像度は限りなく高度なものがいい。そういった意味では、iPadレティーナはベストだな、とあらためて思った。

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2013/04/03

必ず結果がでる「ブログ運営テクニック100 」プロ・ブロガーが教える"俺メディア"の極意 [Kindle版] コグレ マサト するぷ <2>

<1>からつづく

Kindle版  7938 KB 紙の本の長さ: 240p 2012/8 Amazon Services International, Inc.
★★★★★

1)当ブログ44番目のカテゴリー「Meditation in the Marketplace4」もあと10個のメモを残せば、108の定量となる。次なるカテゴリーは「Meditation in the Marketplace5」となるだろう。当面、このカテゴリー名が続きそうな気配である。

2)この三ヶ月半の動きの中で、この「ブログ運営テクニック100 」は、このカテゴリにおいて「再読したい3冊」の一冊になりそうだ。断片的にパラパラと空気を入れただけで、初読もしていないのに、再読もあったものではないのだが。

3)この本は、ネットで見つけて購入を決めたものの、紙版を買うか、電子書籍を買うか、ちょっと悩んだ一冊である。今にして思えば、この本こそ電子書籍版を購入すべきだったと思う。そうすれば、も少し読書は進んだであろう。

4)次なるカテゴリでは、この一冊をナビとして、当ブログの全体的な見直しを行う予定。

5)この本を見つけた頃、アフェリエイトの見直しを考えていた。Amazonに移ってから、初めて一冊が売れた。今夜から放映が始まる「なるほど便利! くらしで使える「スマホ&タブレット 」(NHKテレビテキスト趣味Do楽) 岡嶋裕史他」である。どちら様かは知らないが、有難うございます。まずは最初の一冊である。35円の販売手数料が入る。

6)この数ヶ月、電子書籍に対する考えが大きく変わった。きっと、大きなターニングポイントである。iPadを使い始めたことが大きな要因だが、そもそも仕事の環境が、iPadありきのスタイルに突入したからこその、わがiPadライフのスタートだった。

7)この数ヶ月 、紙版で購入した雑誌たちを眺めて見る。これらはほとんど電子書籍として購入できる。紙版を買ったからと言って、結局は数ヶ月後にはゴミとして廃棄される運命にある。むしろ、この雑誌たちは、最初から電子書籍として、わがタブレットに収まるべき一群ではなかったのか。

8)てなことをいろいろ考えている。

<3>につづく

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2013/04/01

「iPadノマド仕事術 」[Kindle版] 和久井 海十 (著)


Kindle版 3778 KB 203 p サンマーク出版 (2012/9/1) Amazon Services International, Inc.
Vol.3 No.0959★★★★☆

1)探してみれば(この本は偶然目についたのだが)、この手の本は結構ある。iPadノマド仕事術。現在の私の心境をズバリ言うなら、この本のタイトルそのものということになる。iPad + ノマド + 仕事、このトリニティが、うまく機能し始めている。

2)iPad。数ある魅力的なタブレット群の中から4世代目に当たるRetinaモデルを選んだのは、正解だった。レスポンス、美しさ、スタミナ、実に惚れ惚れする。ワンセグが見れないとか、Flashで動画が開けないとか、マイナス要素がないでもないが、それぞれに、省かれている理由が際立っていれば、いちいち納得する。

3)Evernoteで情報を同期して、Vaioノートやアンドロイド・スマホで、同じ情報を開いて見るのだが、iPadで開くと輝いて見えるから、とても不思議。全く同じ情報なのに。

3)ノマド。言葉はともかくとして、モバイルであったり、移動であったりする環境には、昔から挑戦してきた。現在、明らかに違うのは、通信回線のあり方。カフェなどのスペースに依存せず、自宅WiFiより快適なスピードがLTEによって実現している。エリアも広がった。

4)もちろんもっともっと広がってほしいが、現在でも実用に足りる。料金体系も納得の行く範囲におさまりつつある。一般化が進めば、より低価格化が進むと思われる。

5) 仕事術。元来、あまりマトモに仕事と向き合えない性格ではあるが、メインワークが、このiPadと、ノマドに、急接近してきたので、遊んでいるのか、仕事に精出しているのか、分からない状態になってきた( 笑)。このような環境の構築を進めてきた関係各位に感謝する。

6)もっとも仕事となれば、責任も発生するし、生活もかかってくる。しかし、苦しいばかりのヨイトマケ生活では軟弱な私などは脱落する。楽しく仕事が出来る、という所が大きなポイントである。

7) この本、面白そうなのであるが、近隣の図書館にはない。購入するほどでもないし、たしかに安いが、電子書籍版購入も、はてどうか。サンプル版をダウンロードして見るだけでも、結構内容は把握出来る。

8) すくなくとも、この本が出た2月年半前よりは、iPadノマド仕事術は、進化している。すでに、私のようなアーリー・マジョリティの大群が押し寄せて来つつある。

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