Joy: The Happiness That Comes from Within (Osho Insights for a New Way of Living) [Kindle版] Osho (著)
フォーマット: Kindle版
ファイルサイズ: 393 KB
紙の本の長さ: 192 ページ
出版社: St. Martin's Griffin; Pap/DVD版 (2010/4/1)
販売: Amazon Services International, Inc.
Vol.3 No.0974★★★★★
1)角川書店から山川亜希子夫妻の翻訳によるOshoの本がでるという。レディ・ガガがインド訪問の際、Oshoの本を読んでいるという発言をしたため、アメリカ本土でもOsho本の売れ行きが上がったそうな。
2)そういうところに目をつけるのが大手出版社なり、流行翻訳者たる所以であるか。何はともあれ、すでに翻訳は終わっているそうだから、間も無く出版されるであろう。
3)ということで、一足先に、Kindleで無料サンプルをダウンロードして、原書を読んでみる。この手の編集本では、いつどういう形でOshoが話したのかは、よくわからない。いまや、そういう事にこだわっている時代ではないのだろう。Oshoという存在全体の、その片鱗が、チラリと光る、そうであればそれでいい、のであろう。
4)さすがに、数あるOsho本の中から抜き出されるだけあって、グサリとくる一冊である。センテンスをコピペして、こちらに貼り付けようと思ったが、Kindleアプリではうまくいかない。
5)Oshoは、pleasure、happiness、joy、そしてblissについて語っている。さすがである。洞察力ある慧眼にして、言葉の使い手であるOshoにかかると、干からびた言葉群が、息を吹き返す。
6)そもそも、ここで述べられているのは、joyは外側の表面的な部分に依拠するものではない、ということだから、翻訳者がどうの、出版社がどうの、ましてや有名人の誰かが紹介した、などということで、話題になることは、本末転倒しているとも言える。
7)ましてや、Oshoの本だから有難い、というわけではない。
8)Oshoは、この本のタイトルであるjoyからさらに進めてblissに至る。その魔術や見事ではあるが、おっしゃっていることは、それが外在物に依存している限り究極のものではないよ、ということだ。このパラドックスを抜け切らないと、彼のいうblissには至らない。
9)この本はシリーズ化されており、10冊以上出ているが、邦訳では6冊が出版される、らしい。
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