「チキンの骨で恐竜を作ってみよう」 クリス・マクゴーワン 著 <2>
<1>からつづく
「チキンの骨で恐竜を作ってみよう」 <2>
クリス・マクゴーワン (著), Chris McGowan (原著), 瀬戸口 烈司 (翻訳), 瀬戸口 美恵子 (翻訳), ジュリアン マロック(画) 1998/08 青土社 単行本 170p
1)この試みを周囲に話したら、割と好評である。先日、友人の接骨院に行って、孫たちと遊んで疲労したわが関節の痛みのことを話しながら、骨つながりで、チキンの骨まで話題になった。いつもは渋い顔で説教を垂れる院長である友人も、チキンの骨で恐竜を作るというアイディアには意表をつかれたようだ
2)修行中のスタッフに聞いてみると、彼女らは骨を勉強するときは、紙粘土などで形を作って学ぶらしい。
3)一旦はあきらめかけたこのプロジェクトだが、時間が経つとともに、もう一度チャンレンジしてみようかな、という気分になってきた。前回、なんだか気が進まなかったのは、あの臭いのせいだ。一時間ほど煮込んで肉をキチンとそぎ落とせば、臭い対策にはなるらしい。
4)だから今回はまず手袋を用意した。手になるべく臭いがついて欲しくない。その他、水を入れるボールも大きめのものしたし、ピンセット、カッターナイフ、つまようじ、竹串、ハサミ、多めのパレットなども用意しておいた。
4)再開しようと思い直したはいいけれど、一番困ったのは、チキンそのものの調達である。毛羽先や骨付き肉などはあるが、大きなブロックの鳥はほとんど売っていない。先日、1380円で一個だけ売っていたのだが、それを見かけただけで、あとはスーパーやデパートを6~7軒回ってみたが、売っていない。
5)注文すればキロいくらで購入できるらしいが、こちらもまだ意思が固まっていない。もう少し様子を見たら、恐竜作成に最適な形でリクエストできるようになるかもしれないが、今は、自粛しておこう。店の人にしても、「恐竜用チキン」なんて、商品リストにはないだろう。
6)そこで、見つけたのが鳥ガラ。大人のこぶし位ある大きさだが、中が空洞になっていて、いわゆるスープをとる鳥ガラ、ということになろう。一個118円。あの塊から実際にとれる骨は決して多くない。実際、こんなものだ。
7)例によって右左があることも分かってきた。背骨の部分も、ひとつひとつのパーツがなかなかメカニカルにできている。よくよく見ると興味深い。しかし、それにしても、一匹の恐竜になるまでには、どれほどのチキンを消費する必要があるのだろう。
8)実際は、決まった設計図があるわけではないので、自分のイメージを大事にして作っていけばいいわけだ。そう気づいてからは、まず大きさを考えることにした。そういえば、我が家のガーデンハウス(別名・物置)には、すでに使わなくなって久しい金魚プールがある。
9)おおよそ60cm×28cm×35cmである。一時期は、イタリア・ポケール社のロールスロイス・ファントム2の「メンテナンス・プロジェクト」が完了したら、この水槽に収めようと考えたことがあった。ところだ、どう考えてもあの巨大なロールスロイスははみ出してしまうのである。
10)あのプロジェクトがいまだに進展しないのは、ゴールがなかなか見えないからではなかろうか。今回はその轍を踏んではならない。まずはゴールのイメージを作っておこうではないか。ガーデンハウスを作った時の余り木材を台座用に用意し、クリーニング屋からもらった針金ハンガーは、骨組の骨になる。
11)そして名前だが、テラノザウルスとかテラノドンとか、エコノザウルスはもういるようだし、当ブログにちなんで、チキュウザウルス、あるいは地球ザウルス、というのはどうだろう。ネットで検索する限りまだ存在していないようだ。
12)わが地球ザウルスは、まず足は大きいだろう。大地をしっかり歩く二本の足が必要だ。そして、なお、空高く飛び立つ翼もあったほうがいいだろう。そもそも鳥へと進化したとされる恐竜の世界である。翼は必要だろう。ROOTS & WINGS である。
13)そして、クリス・アンダーソンの「ロングテール」にちなんで、尻尾は長ければ長いほうがいい。顔は恐ければ恐いほうがよいとしておこう。つまり龍に似ていればいい。骨組みとしては、実際にはどうなるか分からないが、雑食性からやや草食性なので、その心やさしさをカバーするために、こけおどしで顔は派手なほうがいい。
14)そして、アクセサリーとして、今回手にいれたソーラーチャージ・ライト を夜間照明、兼、 宝玉の代わりとしたら、いかがであろうか。
15)う~~ん、イメージは出来てきたなぁ。
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