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2013/05/31

「自分で作る太陽光発電」 (大人の週末工作) 川村康文著


2012/5/23  総合科学出版 単行本(ソフトカバー): 144p
Vol.3 No.1006★★★★★

1)この本もなかなかに面白い。

2)2011年3月11日、私たちは未曽有の震災を体験し、続いて福島第一原子力発電所の事故が発生しました。日本だけでなく世界中が、エネルギーのあり方について戸惑いました。そして、自分の問題として考えないといけなくなりました。エネルギー問題については、冷静にかつ科学的に判断することが大切です。はじめに

3)その想いは同じだ。

4)ぜひ皆さん、一緒にあちこちで発電しましょう。そして、あちこちで蓄電し、あちことで節電もしましょう。

 そして、この素晴らしい地球を、未来の子供たちのために残していきましょう。それこそが、つながる思いプロジェクトです。 同上

5)この本の趣旨には大いに賛同できる。当ブログでは「ソーラーチャージライト MA-551」という製品に出会ってしまったので、あえてこの本で工作するチャンスはなくなったが、でも、屋根にあげるシステムについては、鋭意検討中だ。

6)この本の作品は、当ブログが取り組むとした場合、やや正統的で、本格的すぎるようだ。この本から学ぶべきは、自動車用バッテリーに蓄電するシステムと、その時に使うチャージコントローラー、という部品についてだ。

7)チャージコントローラー(充放電コントローラー)

 バッテリーには蓄えられる電力の量に限界があります。自動車のバッテリーの場合でもそうです。その限界を超えてバッテリーに電気を送ると、バッテリーの寿命を縮めるばかりでなく、バッテリーの本体そのものが壊れてしまいます。そこで、過充電にならないようにするために、チャージコントローラー(充放電コントローラー)を用います。

 チャージコントローラーは、バッテリーの電圧を監視し、充電が完了すると、充電をストップするようになっています。そして、バッテリーの電気が減ると充電を開始します。p046

8)チャージコントローラー

 本書ではXantrex(TRACE)充電/放電/転換コントローラーを用います。

 国内メーカーとして未来社のソーラーコントローラー(太陽電池充放電制御器)もあります。13000円程度の価格でネット販売もされています。p054

9)発電だけではなく、蓄電しようとするなら、この辺の知識は必須となる。性能や容量にもよるようだが、わがMA-551であれば数千円の製品で対応できそうだが、よくよく調べないといけない。

10)この本の面白いところは、太陽光パネルを購入する方法だけではなく、太陽光パネルそのものを作ることも書いてあること。これはなんだか、とんでもないことになっているぞ。その気が湧いてきて、時間があったら、ぜひチャレンジしてみたい。

11)大人の週末工作というお手軽感覚だが、実は結構実用になる本格的仕様である。予算も必要なので、ふんどしを締め直して、いつかやりたい。

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