「自分で作る太陽光発電」 (大人の週末工作) 川村康文著
2012/5/23 総合科学出版 単行本(ソフトカバー): 144p
Vol.3 No.1006★★★★★
1)この本もなかなかに面白い。
2)2011年3月11日、私たちは未曽有の震災を体験し、続いて福島第一原子力発電所の事故が発生しました。日本だけでなく世界中が、エネルギーのあり方について戸惑いました。そして、自分の問題として考えないといけなくなりました。エネルギー問題については、冷静にかつ科学的に判断することが大切です。はじめに
3)その想いは同じだ。
4)ぜひ皆さん、一緒にあちこちで発電しましょう。そして、あちこちで蓄電し、あちことで節電もしましょう。
そして、この素晴らしい地球を、未来の子供たちのために残していきましょう。それこそが、つながる思いプロジェクトです。 同上
5)この本の趣旨には大いに賛同できる。当ブログでは「ソーラーチャージライト MA-551」という製品に出会ってしまったので、あえてこの本で工作するチャンスはなくなったが、でも、屋根にあげるシステムについては、鋭意検討中だ。
6)この本の作品は、当ブログが取り組むとした場合、やや正統的で、本格的すぎるようだ。この本から学ぶべきは、自動車用バッテリーに蓄電するシステムと、その時に使うチャージコントローラー、という部品についてだ。
7)チャージコントローラー(充放電コントローラー)
バッテリーには蓄えられる電力の量に限界があります。自動車のバッテリーの場合でもそうです。その限界を超えてバッテリーに電気を送ると、バッテリーの寿命を縮めるばかりでなく、バッテリーの本体そのものが壊れてしまいます。そこで、過充電にならないようにするために、チャージコントローラー(充放電コントローラー)を用います。
チャージコントローラーは、バッテリーの電圧を監視し、充電が完了すると、充電をストップするようになっています。そして、バッテリーの電気が減ると充電を開始します。p046
8)チャージコントローラー
本書ではXantrex(TRACE)充電/放電/転換コントローラーを用います。
国内メーカーとして未来社のソーラーコントローラー(太陽電池充放電制御器)もあります。13000円程度の価格でネット販売もされています。p054
9)発電だけではなく、蓄電しようとするなら、この辺の知識は必須となる。性能や容量にもよるようだが、わがMA-551であれば数千円の製品で対応できそうだが、よくよく調べないといけない。
10)この本の面白いところは、太陽光パネルを購入する方法だけではなく、太陽光パネルそのものを作ることも書いてあること。これはなんだか、とんでもないことになっているぞ。その気が湧いてきて、時間があったら、ぜひチャレンジしてみたい。
11)大人の週末工作というお手軽感覚だが、実は結構実用になる本格的仕様である。予算も必要なので、ふんどしを締め直して、いつかやりたい。
| 固定リンク
「27)Meditation in the Marketplace5」カテゴリの記事
- 再読したいこのカテゴリこの3冊「Meditation in the Marketplace5」編(2013.06.16)
- ニューチャイルド OSHO <6>(2013.06.16)
- ニューチャイルド OSHO <5>(2013.06.16)
- 「もしも?」の図鑑 「恐竜の飼い方」 土屋 健 (著), 群馬県立自然史博物館 (監修)(2013.06.16)
- ニューチャイルド OSHO <4>(2013.06.15)
コメント