「デジタル公害」―ケータイ・ネットの環境破壊 懸樋哲夫 (著)
2008/06 緑風出版 単行本 197p
Vol.3 No.0993★☆☆☆☆
1)何冊かの一連の緑風出版の本をめくり続けると、もう、この本においては珍しいことはほとんど書いてない。あえていうなら、この本のタイトルから連想するように、デジタルVSアナログ戦争を、あえて扇情的に書きたてているという不快感だけが目についてくる。
2)どこかにこんなことが書いてあった。
1)イノベーター(革新的採用者)
2)アーリーアダプター(初期採用者)
3)アーリーマジョリティ(初期的多数採用者)
4)レイトマジョリティ(後期多数採用者)
5)ラガード(採用遅滞者) 「携帯& iPhone ツイッターを使いこなす!」(武井一巳 2010/03 日本文芸社)p216
3)当ブログは、決して早い物好きな方ではなく、せいぜい、3)のアーリーマジョリティにとどまるだろう。ケータイだって、今のフォーマに切り替えるまで、古いムーバ機を6年も使っていた。ケータイだって、いよいよになってPHSから切り替えたのだった。とにかく、周りがそういう時代になっているのであれば、そうするしかないな、というタイミングを狙っている。
4)決して4)レイトマジョリティでもないし、5)ラガードでもない。たしかに周囲には今でも黒電話を使っている人も見かけるが、彼らだって、デジタル公害を考慮して黒電話を使っているわけでもないだろう。
5)一般人としては、このような「あなろぐ」派の「告発本」を読んだからと言って、できることはなにもない。時代の趨勢は、残念ながら、デジタル化への道をまっしぐらに進んでいる。
6)もちろん、すべてをよしとするわけでもないが、もしこのような告発をするのであれば、もっと行政なり資本の中枢に向けて発信しなければ、意味をなさないのではないだろうか。
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