自分で作るハブダイナモ風力発電 + (大人の週末工作) 川村康文著<2>
2012/11/26 総合科学出版 単行本(ソフトカバー) 144p
今回材料として、まず考えたのは、土台をどうするかという問題。固定式にすると最適な場所とは限らなくなるし、アウトドアで使えない。早い話が物干し台みたいなものがあればいいのだが、移動用のしっかりした土台となると、車のタイヤなんかどうだろう、と考えた。
そもそも車にはパンク時用の予備のタイヤが付いているし、家庭においても、冬タイヤ、夏タイヤ、常にワンセットは、狭い車庫を占領している。こういう時に、働いてもらうのも悪くない。
支柱はどうするか。これは複数考えられるが、とりあえず、余っていた物干しポールを一本準備した。場合によっては金ノコギリで切る必要がある。
そして、最後の羽の部分だが、たまたま我が家の資材センター(実は物置)で目についたのが蛍光灯の傘。先日、事務所の天井つけの蛍光灯が壊れたので、ホームセンターから部品ごと買ってきて取り替えたのだった。その時の傘である。
二本の蛍光管用のため、結構長い。それに幅もある。電気製品として考えた場合は、えっ、こんなに華奢なの、とさえ感じた。しかし、風力発電の羽として考えた場合、強度は十分であるが、金属なので、少し重い。これって、本当に回るだろうか。

そこでとりあえず、二つをガムテープでくっつけて、庭のビワの木にぶら下げてみた。存在感はあるが、どうも回らない。
そこで、台所用品で作ったプロトタイプを同じ場所に並べてみた。卵パックで作った十字型は、本当に微風でも回り始めた。実に何グラムというくらいの軽さゆえであろう。
さらに、ビワの木にぶら下げただけの場合、上は固定されているが、下が固定されていないので、回る前に、横に揺れるだけになる。これでは微風であろうが強風であろうが動かないでただ揺れるだけになる可能性がある。
とにかく、回転部分としてきっちり固定することをまず考えなければならない。
今回、この風力発電システムに、愛する宮沢賢治に敬意を表し、デクノボー1号と名前をつけた。
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