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2013/07/23

「解き明かされる日本最古の歴史津波」 飯沼勇義<1>


「解き明かされる日本最古の歴史津波」 <1>
飯沼勇義 2013/03 鳥影社 単行本 p369 飯沼史観関連リスト
Total No.3074

飯沼勇義関連リスト

「仙台近郊の歷史資料 第一報」 1953/04 地域社会研究会(東北大学教育教養部内)

「知られざる中世の仙台地方」 1986/11 宝文堂

「仙台平野の歴史津波」 巨大津波が仙台平野を襲う! 1995/09 宝文堂

「3・11その日を忘れない。」 歴史上の大津波、未来への道しるべ 2011/6 鳥影社

「仙台平野の歴史津波」 巨大津波が仙台平野を襲う!復刻版 2011/09 本田印刷出版部

「解き明かされる日本最古の歴史津波」 2013/03 鳥影社

 とてつもない一冊である。読んでしばらく経過してしまったが、いつまでもメモしないと、読んだ直後の感動が薄れてしまう。断片的だがメモだけは残そう。

 飯沼勇義の4冊目。他にもあるのだろうか。あるのならぜひ読みたい。

 ホツマツタエを基礎としているが、これほど生きたホツマツタエも珍しい。

 角田市熱日高彦神社の持ちあげようは半端じゃない。

 名取平野に存在し、すでに煙滅してしまったとされる直径3~4mの「円墳」に、強いつながりを感じる。

 飯沼史観で行けば、現在の日本の国家観など、ぶち飛んでしまう。それを強い科学的な検証性と、さらにそれを上回る創造的な精神性で、一冊の本にしてしまった。

 この本、どこからどう読み解きはじめるか。めずらしく、この本は、どこからでも、どの角度からでも読み説きはじめることができる。my favorite である。

 フルボ酸鉄についてはよくわからないが、三陸の牡蠣養殖業者の畠山重篤「森は海の恋人」1994/10 北斗出版)を連想させる。明らかに関連しているだろう。

 この本をどう読み解くのか。

 この本がなかったら、もう私は、一か月前のメンテナンス突入のままブログ再開はしなかっただろう。この本を読み解くために、とりあえず、このブログを続けることを決意したとさえ言える。

<2>につづく

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