「木の実の恐竜と小動物」-自然素材で作る 自然素材工作編集部
「木の実の恐竜と小動物」 -自然素材で作る
自然素材工作編集部 2007/10 誠文堂新光社 大型 p95
Total No.3084 ★★☆☆☆
この本の表紙においても、ティラノサウルスと、子どもとは言えプテラノドンが同空間に存在している。この二者はもうステロタイプとして、セットで語られることが通常化しているのだろう。
この本、自然素材工作編集部による自然素材で作る恐竜たちが紹介されている。これなら、里山を散歩することも楽しみだし、公園までの道のりだってワクワクするに違いない。いえいえわが家の決して広いとは言えない庭でさえ、その素材の多くを見つけることができるだろう。
庭などなくたって、わが家の台所の中にもたくさんの素材が転がっているに違いない。木の実や豆類やナッツ類、果物の皮や乾燥物だって、良く見りゃ、魅力的な恐竜の素材となる。私なんぞは、ゴミ箱をあさったり、プラスチックゴミの中から、きっと何体かの恐竜を作ってみたくなるだろう。
しかしだ。そこまで来ると、もう何でもありで、ぬいぐるみだろうが、工作だろうが、イラストだろうが、もともとの「科学的」な恐竜の姿など、無きも同様ではないか。ここはやはり、リアリティにこだわりたい。
となれば、やはりチキンの骨は、素材としては一番すぐれているように思われるし、ケツアルコアトルスのほうが、大きさ的にも、チキンの骨を流用しやすい。
ただ残念ながら、この本にも、ケツアルコアトルスの情報は皆無である。
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