「恐竜の世界へ。」ここまでわかった!恐竜研究の最前線<8>
「恐竜の世界へ。」 ここまでわかった!恐竜研究の最前線 (pen BOOKS 013)<8>
真 鍋真/監修 ペン編集部/編 2011/07 阪急コミュニケーションズ 単行本・ムック 140p
さて、トリケラトプス。どんなことになってしまうのだろう。なにはともあれ、木材でプロトタイプを作ってみる。全体7~9mのトリケラトプスの20分の1スケールとなると、頭骨だけでも半端じゃない。
おい、ホントにこんなにデカイのだろうか。同じティラノサウルスやプテラノドンの木質プロトタイプと並べてみる。
デカイ。スケールを間違ったのではないだろうか、と思う。ティラノサウルスやプテラノドンの頭骨だって、チキンの骨を掻き集めてつくるのは、そう容易なことではない。このトリケラトプスの頭骨は、もはやチキンの骨を遥かに超えてしまっているのではないか。
そもそもの発想が、余ったチキンの骨でトリケラトプスでも作ってみようか、という軽いノリだった。ところがこれじゃぁ、大幅にチキンを喰い増して、大量の骨を調達しなければならないのではないだろうか。ああ、なんだか、今となっては、ティラノサウルスがカワユく見えてくる。
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