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2013/08/07

「男のロフト主義。」 Pen (ペン) 2004年 4/15号

「Pen (ペン)」 2004年 4/15号「男のロフト主義。」  阪急コミニュケーションズ; 隔週刊版 [雑誌]
Total No.3077 ★★★★★

 Pen Books「恐竜の世界へ。」を書店で手にした時、ふっと、雑誌「Pen」というものがあったことを、ほのかに思い出した。そもそも、その本は、雑誌「Pen」(2008年 5/15号)の特集を元に編集された本だった。雑誌としてのこの特集もぜひ読んでは見たいが、近くの図書館にはなく、オークションで入手するほどでもないか、と一時休戦状態になっている。

 そういえば、自分の手元にも何冊か雑誌「Pen」なるものがあるのではないだろうか、と見渡してみると、2002年12/15号「徳利・ぐい呑・酒注 人気陶芸家の酒器。」や、2008年9/1号「天才設計者が描いた完璧なるフォルム ポルシェの美学。」、そしてこの2004年4/15号「自由な空間を独占せよ! 男のロフト主義。」などがあった。

Loft
 バックナンバーの一覧を見てみると、全てが好みというわけではないのだが、中にはなにか、「男」の琴線をくすぐるフェロモンがホンワカと醸し出されている特集も何冊かはある。あの一連のセンスの中に君臨する「恐竜の世界へ。」特集号であったから、なおのこと、当ブログとしては、この一冊を取り上げることにしたのだった。

 この男のロフト主義、って奴、実はいつ手に入れたのかまったく覚えていない。リアルタイムで店頭で買ったのか、後で古書店で買ったのか、ひょっとすると誰か友人が置いていったのか(これはまずない)、定かではない。

 しかし、溜まる一方の雑誌類はどんどん捨ててきた我ライフスタイルの中にあって、少なくとも10年近く古い雑誌が残っているということは、かなり気にいった一冊で、捨てるに捨てられなかった一冊ということになろう。

 そもそも、次々と生まれるかわいい孫たちのために、わが事務所をキッズルームとして改造して開放して以来、我オフィス空間は、ビルトイン車庫へと押しやられてしまっていたのだ。電動シャッター付きとは言え、床はコンクリートだし、壁はむき出しのモルタルや断熱材のままである。

 出入り口も、被災した身内のアパートを取り壊す時にはがしてきたサッシ類で塞いだ、実に手作りのオフィスなのである。救いと言えば、天井が高いのが唯一の「美点」か。そのオフィスを、いつかなんとかしようと思ってきたのだが、最近、ようやく手を入れ始めることができた。

 ロフトと言えば、倉庫だ。天井が高く、どことなく薄汚れているが、自由に手を加えることができる気楽さがある。センスさえ良ければ、格安で、夢多き空間を作ることができる。思えば、我オフィス空間になろうとする、「元」ビルトイン車庫も、決して広くはないが、特徴を生かせば、結構「男のロフト主義。」へと展開していくのではないか。

 ロフトと言えば、梯子段があり、天井ファンがあり、ぶっきらぼうなグリーンが一つか二つ転がっている、という感じ。あとは、ごちゃごちゃ詰め込まないで、その広さを愛する、という感じだろう。

 そこに我オフィスには、必要なIT機器や、必須掲示物を加えればいいわけだ。いろいろ手を加えたので、なかなかいい具合に変貌中。近くのDIYショップから木材の床材を買ってきて、ドリルで全面床を張ったし、ショーケース類もひとまとめにして、一面に限定した。

 この雑誌を参考にしていると、いろいろイメージが湧く。うんうん、この感じ、いいじゃん。我オフィスと似ているじゃん、などと、うなづきながら、まあ、楽しみながら、いろいろ、「クリエイティブ」に体を動かしている、つうワケでござんす。

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