「NHKスペシャル 生命40億年はるかな旅」 最終回 地球と共に歩んで
「NHKスペシャル 生命40億年はるかな旅」 最終回 :地球と共に歩んで
大島ミチル (アーティスト), 毛利衛 (出演・声の出演) 1995/03/19放映 形式: DVD
Total No.3110★★★★★
このシリーズ、とても面白かった。最終回は、第1~9集の総まとめ。加えてペルム紀の大量絶滅について取り上げている。
この頃はなんだか、難しそうな本は読むのが面倒臭くなっていて(っていうか、それは昔からかも)、そろそろ読書じゃなくて、ビデオでも見ようかな、と思って、気まぐれに図書館から借りてきたシリーズだった。
放映されたのは、1994年の4月から1995年の3月の一年間。最終回はなんと、あのオウム真理教の地下鉄サリン事件の前日、3月19日に放映された、というのも、なんとも奇遇である。
思えば、1995年という年も因縁深き年回りだった。阪神淡路大震災があり、地下鉄サリン事件があり、ウィンドウズ95が発売された年だ。このようなちょうど大きな切れ目にあって、このような大作が放映されていたということに、改めて感服する。
そもそも、「サルの道具」の時代から、「宇宙船で地球外に出る」という時代までの歴史は、すでに当ブログでも「2001年宇宙の旅」で何度もイメージしてきたことだった。しかし、今回は、サルよりはるか数億年遡るところの恐竜トリップにはまっており、なおかつ、その恐竜の何十億年前からの「生命」の足跡が気になり始めたところであった。
このように大局的に俯瞰してみることができたのは偉大であった。このシリーズに、トフラーの「第三の波」をオーバーラップさせ、さらには「ウェブ進化論」を重ね、最後のソリューションとして、Oshoの「大いなる挑戦-黄金の未来」を提出すれば、当ブログのおおよその骨子は明確になったということになろう。
数十億年遡ったのだから、これから未来に向かっても億年単位での展望が必要であろうが、有名な地質学・古生物学者のドゥーガール・ディクソンの「アフターマン」あたりで補完していけば、なかなか更に面白いことになるだろう。
今回、このシリーズは、図書館から借りだしたVHSビデオテープで視聴したのだが、当時はDVDなんかなかったし、ネットもこれほどまで発達するとはとても思えない時代のことであった。現在は、どういう訳か、10集シリーズの7回分までは、youtubeで見ることができるようだ。いつまで見ることができるのか不明だが、とりあえず貼り付けておく。
これらのNHKスペシャルなどのシリーズは図書館を探すと、たくさんあり、また気が向いたら、見てみたいと思う。でも、どうせ見るなら、できるだけ最近作を見たいものだと思う。
すこし検索してみよう。
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