「NHKスペシャル 生命40億年はるかな旅」 第5集:大空への挑戦者
「NHKスペシャル 生命40億年はるかな旅」 第5集:大空への挑戦者1994/09/25放映
Total No.3104★★★★★
翼竜の翼は、四本目の薬指を長く伸ばし、その指と体の間に薄く膜を貼り、さらに巨大化させることによって、少しの風でも大空を滑空できるようやシステムだった。
一方、始祖鳥に始まる鳥は、は虫類の鱗を変形させて作った沢山の羽で空を飛ぶことになった。もともと体の保温のために作られたであろう翼は、広げれば放熱の役目も果たし、対応できる環境は次第に広がっていった。
6500万年前ころには、巨大化しすぎたプテラノドンやケツアルコアトルスなどは、巨大化し過ぎ、環境の激変には対応できない体になっていた。
は虫類から派生した翼竜と、同じくは虫類から派生した鳥類では、空を飛ぶという意味では親戚のように見えるが、その進化過程を見ると、まったく別な形で進化を遂げ、6500年前の巨大隕石激突の影響で、その運命を大きく分けたのだった。
| 固定リンク
「26)46億年目の地球」カテゴリの記事
- こころでからだの声を聴く<35>(2013.10.10)
- こころでからだの声を聴く<34>(2013.10.09)
- こころでからだの声を聴く<33>(2013.10.09)
- こころでからだの声を聴く<31>(2013.10.07)
コメント