プレムバヴェシュの孫たちとの対話 <38>雑感
「プレムバヴェシュの孫たちとの対話」
<38> 雑感
「気がつくと机がぐちゃぐちゃになっているあなたへ」、「わがままに暮らしたい。こだわりの住まいとアトリエ」、「プレムバヴェシュの孫たちとの対話」。今日、なにごとかの日記をつけるとするなら、これら三つの現在進行形のテーマの中から、どれを選ぶだろう。
実は、これら三つのテーマは同じことなのだ。三位一体として渾然とした固まりとなっている。どのテーマに書き継いでも、おんなじことになる。
「気がつくと机がぐちゃぐちゃになっているあなたへ」のテーマでいってみようか。まず、古いパソコンやフロッピーを処分したことについて。近所の、私以上にパソコンオタクである近所のO君が言うには、パソコンは、どんなに古くても捨ててはいけない。使えなくても、あの固まりであることが貴重なのだと。
だが、私は捨てた。バラバラにして、ゴミ箱に捨てた。半分はまだ残っている。わざと雨ざらしにしている。もう、すでに使い物にはならない。もちろんだ。だが、どこかに、罪悪感があることは確か。完全に捨てきるまでには時間が必要だ。しかしO君ではない私は、古いパソコンは捨てることにした。
「わがままに暮らしたい。こだわりの住まいとアトリエ」で行ってみようか。今日、断熱剤を本格的に貼り始めた。なかなかいいね。いままで、貼り付ける位置に寄せかけておいて、どう張り付ければいいか、ずっと見ていたが、今日、体が動き出した。
今は、天井の暗がりの単なる空間。でも、いつか、孫たちが高校生くらいになったら(もう、その頃は、私はこの世にいないかもしれない)、そのうちの一人ぐらいは、この空間を自分の部屋として使いたい、というくらい、その位のクオリティで作れたらいいな、と思う。
「プレムバヴェシュの孫たちとの対話」。あまりにバトルが長く続くので、それぞれの親が、まったく同じおもちゃをひとりひとりに買ってくれた。これならもうバトルは少なくなるだろう。そういう親たちの配慮である。
それでも、どうかすると、どちらかの孫は、結局、この二つを独占しようとする。なかよくそれぞれに遊ぶんだよ、と言いくるめられても、結局は、人間は人間である。バトルはバトルで、結局、面白いんだよな。バトル賛成。バトル万歳。
と、この三つが、今日の素朴な実感。
古いパソコンはもうなくてもいい。私は実直なパソコンオタクではない。アルビン・トフラーの「第三の波」以来、ずっとパソコンを使った仕事で生きていたら、それでいいと思っていた。まがりなりにも、パソコンなくしてはできない仕事に就いてはいるし、ささやかなSOHO生活を満喫している。
でも、私はパソコンを使った仕事をしているが、マックを使った仕事をしていない。もしマック派だったら、マックを使うような仕事をしたい、と思うだろう。幸か不幸か、私の選んだ業種では、マックは完全に排除されてきた。
ここに来て、ようやくiPadでも仕事ができるようになった。私は意識的にマック派に転向してみようかと思う。ここがポイントだ。だから、私は、私の古いウィンドウズパソコンを、意識的に捨ててみようと思う。
リナックスという選択肢もあるのだが、今は、問わない。すくなくとも、古いウィンドウズパソコンでは、最新のリナックスは動かないし、動かす意味がない。
さて、天井ロフトアトリエのビジョンもいまいち一進一退だが、夢は広がる。なけなしの予算から、資材を買い集めては、夢を追う。
広大な土地に広がるコミューン活動に比較したら、あんまりにも小さい夢だが、プラモデル作りのようなミニチュア世界に比べたら、原寸大の実用世界である。笑わば笑え。ここには、広大な夢が広がっている。
はてさて、子どもとは言え、2歳や3歳とは言え、人間である。一個の人格が備わっている。表現に幼さがあろうと、未熟さ、弱さ、欠陥があろうと、人間は人間である。ひとつの生命体である。これらに私は道を譲ろうと思う。
俺はお前たちが大好きだ。お前たちにはお前たちの道がある。人生がある。命がある。未来がある。それを生きていけ。
まちがったっていい。まちがいだらけでいい。まちがいのままだって、構いやしない。そのままで、生きていけ。
本当のところ、まちがいなんてないんだよ。生きていることの中に間違いなんてない。だって、生きているんだもの。生きているって、ことが正解なんだ。
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投稿: morning | 2013/11/26 22:37