「解き明かされる日本最古の歴史津波」 飯沼勇義 <6>
<5>からつづく
「解き明かされる日本最古の歴史津波」 <6>
飯沼勇義 2013/03 鳥影社 単行本 p369 飯沼史観関連リスト
★★★★★
北上川の中流域には水沢(現・奥州市)があって、ここにも日高見神社が祀られている。この日高見国から北方東北を望み、ここから内陸の南方東北の前沢、平泉、一関、古川方面の蝦夷地を望む格好の情報を得るところであった。p103「国づくり創世記の津波」
岩手県奥州市水沢にある古式ゆたかな街並み。
なんとも参道が長く、すばらしい。
長い期間、守られてきたというオーラがぷんぷんする。
参道の向こうにようやく社が見えてくる。
石畳みが格調を調える。
小雪舞うなか、静かに鎮座する山門。
なにゆえの「ひだか」神社なのだろうか。
老杉がそびえ、天皇がこられた記念碑もある。
近くには日高幼稚園などもあるが、子どもたちがいなければ、静かなたたずまいだ。
深く低頭する。
折からの小雪が舞っている。
「日高神社」の格調がピンと張り詰める。
しめ縄も実に見事である。
待っていてくれたかのように、吹雪となる。もう神秘の世界だ。
「日高神社」。静かに安置されている。
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