OSHO「英知の辞典」 <31>生 LIFE
<30>からつづく
「英知の辞典」 <31>
OSHO, スワミ・アナンド・ソパン 1996/05 めるくまーる 単行本 579p
生 LIFE
私はあなた方に言おう。生こそが唯一の真実である、と。生よりほかに神はない。だから生に身を任せて、自分がありとあらゆる形や色や次元---虹のすべての色、音楽のすべての音に乗っ取られるを許しなさい。
この単純なことをやることができたら・・・・・それは単純なことだ。なぜなら、それはたんに手放しの問題でしかないからだ。川を推し進めてはいけない。海まで川に運ばれていきなさい。それはすでに途上にある。
あなたはリラックスして、緊張したり、ことさら精神的になろうとしてはいけない。物質と精神のあいだにどのような分離もつくりださないこと。<存在>はひとつであり、物質と精神は同じコインの裏表にすぎない。
くつろいで、休み、川とともに行きなさい。ビジネスマンではなく、ばくち打ち(ギャンブラー)になりなさい。そうすれば、神のことをもっと知ることができる。なぜなら、ばくち打ちは危険を冒すことができるからだ。
ばくち打ちは計算高くはなく、自分の手持ちをすべて賭けることができる。すべてを賭けて待つときの、ばくち打ちのスリル・・・・・吉と出るか、凶と出るか? まさにこの瞬間に、窓が開くかもしれない。まさにその瞬間が、内なる視点(ゲシュタルト)の変容になるかもしれない。
酔っ払いになりなさい。生に、<存在>のワインに酔いしれなさい。しらふでいてはいけない。しらふの人は死んでいる。生のワインを飲みなさい。そこには多くの詩、多くの精髄(ジュース)が満ちあふれている。春はいつでもやって来る。ただ春を呼び、太陽と風と雨を自分のなかに入らせるだけでいい・・・・。
私はあなた方に言いたい。あなたは生まれ、そしていつの日か死ぬが、あなたのなかの何かは誕生前からあったし、あなたの何かは死後も残るだろう、と。その何かとは生だ。永遠の生だ。 GULDA SPIRITUALE OSHO p340
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