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2013/12/11

「ネットワーク対談 東北を語る」―偽りのない社会をめざして 千坂げんぽう・鎌田敏昭他

 


「ネットワーク対談 東北を語る」偽りのない社会をめざして
千坂 げんぽう 鎌田敏昭 他  1999/09本の森 単行本 430ページ
Total No.3136☆☆☆☆☆(この本0点)

 ははは、この本、0点。「だまされるな東北人」(1999/03 本の森)の続刊でもあるし、アラハバキについて、「反証」的であっても、なにごとか書いてあるので、あくびをしながら、途中まで読んでいたが、東北旧石器文化研究会会長(当時)の鎌田敏昭と著者の対談が出て来るにあたって、私は、顎が外れるくらい笑った。

 何が「だまされるな東北人」だよ、何が、「偽りのない社会」だよ。よく言うよ。

 本書でも高く評価されている藤村新一が、鎌田のすぐ側で同じ会の仲間として、旧石器ねつ造事件を起こして(っていうかずっとやっていたんだよぉ)、それが発覚したの2000年11月のこと。だまされていたのは、自分たちだったんだよな。ほんと笑っちゃう。この対談の一年後、この人たち、どんだけ驚いたかな。

 当の藤村本人は、離婚し、病院に入院して雲がくれてして、再婚して、相手の姓をなのり、福島あたりで年金暮らしをしているらしいが、千坂とか鎌田とか、どこかの寺のボーズらしいが、いまでも、ボーズやってんだろうか。

 「発掘の天才、藤村新一氏との出会い」p204。

 わらっちゃうどころか、驚天動地の心境だっただろうなぁ。だまされちゃった東北人は、君たちだったんだねぇ~~~www 偽りの社会を形成していたのは、君たちのネットワークだったんだ(笑)。ついでに(爆)。

 やっぱ、大口たたかないほうがいいね。出版社の、「本の森」社も、こんな本を出しているようじゃ、大した本屋じゃないな。日本内部的な犯罪だった和田家古文書問題と比して、世界的な犯罪となってしまった旧石器ねつ造問題で、世の中は、こういう世界へアレルギーを持ってしまっている。罪は重いね。

 アラハバキについてリストがついていたので、転写しておく。当ブログの方向性とは対称的な「反証」的な取り上げ方なのだろうから、これを根拠とせず、こちらも、このリストを「反証」的に使わしていただこう。それにしても、誰がまとめたんだろう。出典はどこ?

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