« 「古史古伝」と「偽書」の謎を読む 原田実ほか | トップページ | 「猿田彦と秦氏の謎」―伊勢大神・秀真伝・ダビデの影 清川 理一郎 »

2013/12/23

神代の風儀―「ホツマツタヱ」の伝承を解く 鳥居礼


鳥居礼 2003/02 新泉社 ハードカバー 477ページ 初版1997/05 
Total No.3151★☆☆☆☆

 鳥居礼の一番気持ち悪いところは、完全に松本善之助の名前を「抹殺」してしまっているところ。江戸時代の「ホツマ」研究者である小笠原某の孫などを引っ張り出して、その「正統性」を「争って」いるかに見える。

 ああ、やっぱりなぁ。この当時に、わが感性は決して鈍っていたわけではないのだ。

 こんなことなら、同じ東北人である佐治芳彦の「謎の秀真伝」(1986/06 徳間書店)のほうが、読みなれていただけ、まだマシだ。少なくとも、当ブログのバイオリージョンに関わりが持てる。

 当ブログは、ホツマありきではなく、バイオリージョン(地域生態)ありきなのだ。わがバイオリージョンに関わってこなければ、ホツマなどなくて構わない。

 逆に言えば、飯沼勇義ホツマは、他のエリアに住む人々のバイオリージョン感性をかきたてないから、面白くないかもな。

 でも、いいじゃん、当ブログは当ブログで、楽しいことを見つけていけば、それでいいのだ。

 

|

« 「古史古伝」と「偽書」の謎を読む 原田実ほか | トップページ | 「猿田彦と秦氏の謎」―伊勢大神・秀真伝・ダビデの影 清川 理一郎 »

25)時の葦舟」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 神代の風儀―「ホツマツタヱ」の伝承を解く 鳥居礼:

« 「古史古伝」と「偽書」の謎を読む 原田実ほか | トップページ | 「猿田彦と秦氏の謎」―伊勢大神・秀真伝・ダビデの影 清川 理一郎 »