神代の風儀―「ホツマツタヱ」の伝承を解く 鳥居礼
鳥居礼 2003/02 新泉社 ハードカバー 477ページ 初版1997/05
Total No.3151★☆☆☆☆
鳥居礼の一番気持ち悪いところは、完全に松本善之助の名前を「抹殺」してしまっているところ。江戸時代の「ホツマ」研究者である小笠原某の孫などを引っ張り出して、その「正統性」を「争って」いるかに見える。
ああ、やっぱりなぁ。この当時に、わが感性は決して鈍っていたわけではないのだ。
こんなことなら、同じ東北人である佐治芳彦の「謎の秀真伝」(1986/06 徳間書店)のほうが、読みなれていただけ、まだマシだ。少なくとも、当ブログのバイオリージョンに関わりが持てる。
当ブログは、ホツマありきではなく、バイオリージョン(地域生態)ありきなのだ。わがバイオリージョンに関わってこなければ、ホツマなどなくて構わない。
逆に言えば、飯沼勇義ホツマは、他のエリアに住む人々のバイオリージョン感性をかきたてないから、面白くないかもな。
でも、いいじゃん、当ブログは当ブログで、楽しいことを見つけていけば、それでいいのだ。
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