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2014/02/10

居心地のいい「ミニハウス」---羨望の35軒 「可笑しな小屋」 ジェィン・フィールド=ルイス<2>

<1>からつづく

ジェィン・フィールド=ルイス (著), 松井 貴子 (翻訳)  2013/12 二見書房 単行本: 155ページ

この本、とても気にいったので、この他のシリーズ化している本も手にとってみた。

Total No.3176~3180★★★☆☆

 しかし、どの本もいまいちだった。なぜだろう。

 このシリーズは以前に、「可笑しなクルマの家」を見た。

 結局、いろいろ面白いアイディアはあり、世界各地にすでに、それを「実践」している人々があり、それが画像として編集されていれば、たしかに面白い、ということになる。「可笑しい」というのは、単にファニー、というだけではなく、「愉快」という意味も含まれているだろうから、エンジョイ、というニュアンスもつまっているのだろう。

 単に奇をてらっただけなら、すぐ飽きてしまうし、そこに「生活」は生まれないだろう。本当に、「地球の家をたもつには」という目的に即して考えてみれば、愉快にエンジョイできるスタイルでなければならない。そして、それは「夢」ではならない。

 そう考えてみれば、実際に、私には、「可笑しい」ガーデンハウスがあり、寒かったり、雨漏りしたり、棚が少なかったりしていて、現実的に「改良」していくポイントがはっきりしている。とにかく、自分サイズに作っていくのだ。

 そう言った意味においては、他の人がどうであろうと、私には私の「可笑しな小屋」があり、その具体案としてのアイディアが、この、本としての「可笑しな小屋」の中に見つかった、ということなのだろう。全部が全部、ということではないけどね。

 ひとつ、ふたつ見つかっただけでもよしとしよう。

<3>につづく

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