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2014/03/08

AZUMI Ryhei Kitamura Aya Ueto


監督: Ryhei Kitamura 出演: Aya Ueto, Kenji Kohashi, Hiroki Narimiya, Takatoshi Kaneko, Yma Ishigaki 脚本: Mataichir Yamamoto, Isao Kiriyama, Y Koyama 製作者: Hidemi Satani, Kazuya Hamana, Mataichir Yamamoto, Morihiro Kodama 2003年公開 2006年アメリカ公開   形式: DVD-Video, PAL, Import 言語: 日本語 字幕: 英語
Total No.3193★☆☆☆☆

 

 このビディオもタブレット操作ミスによりみることになってしまった作品である。2時間を超えるような大作であったが、布団の中で見続けるのはとても大儀だった。

 このところの、操作ミスによるsamuraiつながり、チャンバラつながりも、案外面白かったので、もしかして名作かもと期待したが、先入観通り、当ブログとしては、最低レベルの評価しかできなかった。今後はこのレベルの作品には目もくれないことにする。

 基本的に、チャンバラ、戦い、バトルが嫌いなのである。血を綺麗なカラー作品などで見たくない。

 この作品は、実にいい加減な内容だった。まず時代考証が全くなってない。武士の時代に、半ズボンにノースリーブのスタイルなど男子だってありえないだろう。ましてや、ミニスカートの女剣士などあり得ない。秘密に育てられたグループが村人に混じって、サーカスなどみるわけがない。

 生き抜くために、同じグループの一人を殺さなくてはならないなんて、まぁ、正気ではあり得ない設定である。登場する男女間における恋愛感情も、実に薄っぺらな、ママゴトより酷いものである。

 こんな漫画みたいな、と思ったが、もともとこれは長期に連載された漫画がベースになっていた。人気漫画となったから映画化されたのであろうが、であるなら原作に忠実に漫画の方がよかったのではないか。なぜに実写版にしたのだろう。

 有名俳優も出ているし、英語のテロップもながれていたので、欧米でも上映されたに違いない。その英語も、実に稚拙な、薄い英語だった。この映画を見た人々は、どのような感想をもったのだろう。欧米において、このような作品がクール・ジャパンと評価されているなら、世も末だな、と、本当に思う。

 いいじゃん漫画なんだから、という声も聞こえてきそうだ。映画の中のエンターテイメントなんだからいいじゃないか、と言われるかもしれない。だけどやっぱり私はダメだな。数日前に、自分のマンションの前の通りで、刃物を振り回して、人殺しになってしまった青年がダブついてくる。

 どうも、当ブログは最近方向性を失っているかもしれない。こんな映画をうだうだ呟いている必要はないのだ。軌道修正しよう。

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