「大いなる挑戦-黄金の未来」 OSHO <4>来たるべき地球人スピリット
<3>よりつづく
「大いなる挑戦-黄金の未来」 <4>
Osho 1988/1 OEJ 単行本 128p
★★★★★
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<21>から続く
「来たるべき地球人スピリット」--読書ブログから見たポスト3・11--
<22>OSHO
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OSHOの中から一冊を選びだせというリクエストはほぼ不可能なことだが、「来たるべき地球人スピリット」というリストに提出する一冊としては、この「大いなる挑戦-黄金の未来」が最も適しているだろう。
この本は1988年に出されたものだが、 語られた時期はその前年からのこと。その過程に私も関わっていたし、その意味されたところも十分理解できる位置にいる。しかし、この本は、必ずしも、誰にとっても受け容れ易い内容ではない。
ある意味、その時期の背景から考えると、あの時期だけに特化した話題だったのではないか、と思わないわけではない。そうであったほうが、本当は、早く忘れられていいのかもしれない。
だけど、OSHO正規軍のHPにも、特化した形でこの本について触れているので、それはないだろう。やはりこの本は特別なのである。
この本についての細かい分析は、すでにしているが、どうもいまいち、まだ未解決というニュアンスがとても強い。たぶん、私が生きているうちには、この本に提出されている課題がすべて解決する、ということはない。
それでもなおかつ、OSHOのサニヤシンであると自覚している自分としては、この本に残された課題は、生きている間はとにかく引き受けていくしかないだろう、と思う。
まさに大いなる挑戦である。これだけの挑戦が必要なのかどうか。そして、大いなる挑戦の結果が、黄金の未来だとしても、あれから四半世紀が経過しても、まったく黄金の未来は来ていない、ということになる。
う~~ん、とにかく引き受けよう。ここに書かれていることは、十分に検討に値する。OSHOが残した公案として、とにかく、この一冊を特別な一冊として受けれてみることにする。
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