「来たるべき地球人スピリット」」<1>はじめに
「来るべき地球人スピリット」--読書ブログから見たポスト3・11--
<1>はじめに
若い時代、一時は余命半年と宣言された私の人生だったが、どういう訳か、まだまだ仕事が残っていたと見えて、とうとう還暦まで来てしまった。孫もまもなく4人になる。人生、この辺で振り返って、一度まとめておくのも悪くないだろう。
ということで、自分の人生を振り返った場合、それほどの文章を残してきたわけじゃないが、3つの文章を残しておけば、あとで孫たちが成長して読んでくれて、うちのじいさんはこんな人物だったのか、と分かってくれるに違いない。
一つは1974年に書いた「雀の森の物語」(1974/10 時空間編集局)という文章だ。生まれから成人までの、大体のわが人生のアウトラインが、それと分かる。そして、その時点では、精神的探求者でありながら、まだ、本当に欲しいものが見つかっていないようだ。
二つ目は「湧き出ずるロータス・スートラ」(1992/06 ツクヨミ・プロジェクト)。カウンター・カルチャーの流れの中で、インドのマスターOSHOと出会い、その流れの中で、成長し、仕事をし、家庭をつくり、仲間をつくりながら、やがてOSHOが肉体を離れたことを契機として、より社会の中に入っていこうとするところまで書いてある。
そして、三番目は、現在進行中のこのブログをまとめるしかない。そういう意味で、すでに「地球スピリット・ジャーナル・ダイジェスト版」 を書き続けてきた。これを読めば、約8年間のネット生活の話しから、その当時の私の生活が類推できるようになっている。
しかし、このダイジェスト版はあまりにも網羅的でありながら、細かいディティールがよくわからない。ましてや、上のふたつの文章に比べたら、読み物としては、あまりにも箇条書き的で、面白みがない。
そこで、ブログがスタートする前の10年を含め、以前の二つの文章につながり、そして完結させるような形で、一文にまとめておきたいと思う。読み物としても、適当な量に納める必要もあろう。
タイトルは「来たるべき地球人スピリット」だ。ごく分かりやすいタイトルだが、書き進める上で、結局は、私の三部作の最後のタイトルは、これ以外にない、ということが明確になってくるだろう。
| 固定リンク
「23)来たるべき地球人スピリット」カテゴリの記事
- 「ウェブ文明論」 池田 純一(2014.05.19)
- 「仙台市中田第一土地区画整理事業完成写真図」1980/03(2014.05.19)
- 「囊塵埃捨録」 「仙台叢書第七巻」所蔵 仙台叢書刊行会(2014.05.19)
- 「カーニバル」から40年「仙台青葉まつり」 2014(2014.05.19)
- 「デザインするテクノロジー」 情報加速社会が挑発する創造性 池田純一(2014.05.18)
コメント