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2014/04/20

ゲーリー・スナイダー・イン・ジャパン 『現代詩手帖』特集 <4>

<3>よりつづく

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「ゲーリー・スナイダー・イン・ジャパン」<4>
「現代詩手帖」 2012年7月号特集1 思潮社 雑誌
★★★★★

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<20>から続く

「来たるべき地球人スピリット」--読書ブログから見たポスト3・11--

<21>ゲーリー・スナイダー

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 スナイダーについての日本語の出版物は、当ブログとしては、ほとんど目を通している。ひとつひとつが興味深い。再読してみたい本ばかりだ。その中でも、一つ選び出せと言われれば、敢えて、この雑誌を上げようと思う。

 山尾三省とのつながりを考えたり、宮沢賢治とのつながりを考えたり、あるいはギンズバーグやケルアックとのつながりを考えたりする手もいろいろある。しかるに、今、「来たるべき地球人スピリット」として考えるなら、最新のスナイダー情報を援用するしかないだろう。

 尊敬すべき人々の多くが亡くなってしまった中において、スナイダーその人は、まだまだ現役の人である。これからも、まだまだ新しい局面で私たちに影響を与え得る存在である。

 3・11後、ようやく図書館が復活し、本も読める気分になった時、まず最初に読み始めたのはスナイダーだった。スナイダーこそポスト3.11のシンボルであると感じられた。

 だから、3・11後に、スナイダーが来日し、被災地を訪問した時、本当はもうちょっとその存在を示して欲しかった。その時のレポートがこの現代詩手帖に載っているわけだが、どうも当ブログとしては、納得していない。

 先日、近くの城山を桜見で散歩してきた。スナイダー言うところのバイオリージョンなどと、大仰なこと言わないでも、こうして、地元の自然に触れるだけでも、十分じゃないか。標高何百メートルなどと高地に住まなくても、身近に十分自然があるじゃないか。

 森林保安員のような荒行をしなくても、郷土史愛好の士の中にも、十分な理想形があるのではないか。何百行の詩を書いて、詩集を出さなくても、たった一つの俳句でもひねり出せば、それで足りるじゃないか。

 だから、どうも私の中では、カッコいいスナイダーは、どんどん株が下がっている。カッコいいだけに、どうも期待しすぎたようだ。もうすこし、こちらも原寸大で生きていくしかない。なにか、カッコいいことを考えるのはやめよう。自分でできる範囲で、自分らしく、生きていくしかないんだ。

 だから、そう言った意味において、カッコいいスナイダーにあこがれつつ、やっぱりスナイダーにはなれない自分にくつろいでいくしかないのだ、という戒めにするために、ここでは、スナイダーを「来たるべき地球人スピリット」にリストアップしておきたい。

「来たるべき地球人スピリット」<22>につづく

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