「アイアムヒッピー」 日本のヒッピー・ムーブメント’60-’90 2013増補改訂版<2>
「アイ・アム・ヒッピー」 日本のヒッピー・ムーブメント’60-’90 増補改訂版
著=山田塊也 2013/10 発行=森と出版 単行本A5/363p
Total No.3202 ★★★★★
贈本である。当ブログとしては珍しい数冊目の一冊である。贈っていただいた経緯はいずれ書こう。何はともあれ、とても嬉しい。贈っていただいた方には心より御礼申し上げます。感謝。
目次:プロローグ-ヒッピーとは何者か?/1.ヒッピー前史”新宿ビートニク”/2.ヒッピーコミューン運動”部族”/3.南の島のコミューン”無我利道場”/4.反日思想とインド放浪/5.まつろわぬ山の民からの逆襲/エピローグ-結び合う心 地球療法/
この本は増補改訂版であり、元本がある。当ブログでもすでに読み込み済み。どうやらあれからあっという間に20年以上が過ぎ、在庫なしの品切れ状態が続いていたようだ。今回ゆえあって増補改訂された。どんな風に変わっただろう、と並べてみた。
表紙の感じはだいぶ違うな。ページをめくってみると、イラストなどもだいぶ増補されているみたいだ。増補改訂版とは言いながら、かなり手が加えられているので、これはあたらしい別な本として、読み直してみる価値があるかもしれない。
それに新しいこちらには、ハードカバーケースもついている。
これは段ボールでできていて、なんだか三省の「聖老人」(1981/11プラサード書店)に似ている。どうやら編集に同じ人が関わっているかもな。
よくよく見ると、出版社が変わっている。初版本は第三書館からだった。私はこの出版社を好きじゃない。「堕ちたグル」なんて本を、喜び勇んで出版したところである。
本は出ないより出たほうがいいわけで、いろいろな本がバランス取れていた方がいい。だがあの出版社は当ブログから見ると、すこしく奇をてらった本が多かったように思う。
さて、今回は「森と出版」というところである。この本が改訂されるプロセスにどういういきさつがあったのかは、これから読んでいけば少しは分かってくるだろう。内容的にはすでに読んだ本なので、おおよそイメージがつくが、さて、この本を2013年に再出版するところの意味は、どんなところにあったのだろう。
すこし落ち着いて読んでみようかな。
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