「生存への行進」―いま生命の革命が始まっている ! 大友 映男<1>
「生存への行進」―いま生命の革命が始まっている! <1>
大友 映男 (著) 1982/04 新評社 単行本 268ページ
Total No.3216★★★★★
FB友さんの書き込みで、この本があったことを思い出すことができた。そうそう、そういう本があったのだ。私はすっかり忘れていた。探してみると、県内の図書館にはなく、司書さんが、北海道の図書館から取り寄せてくれた。
ネット上では情報が少ないが、まったくのレア本とも言い難い。国会図書館を初め、要所要所の図書館には収まっている。関係者の書庫や本棚にもキチンと収まっていることだろう。しかるに、どうして私の書庫にはないのか。これには私なりに考えると訳がある。
私が著者ともっとも物理的に近いところにいたと思うのは1974~5年頃である。著者であるトモ君からはおおいに刺激を受け、真似られるところは真似した。しかし、この1975年という年代で、私は私なりの道を見つけ始めた。だから、必ずしも、著者と同じ方向を見ていた、とは言い難い。
この本が出たのは1982年である。1975年からすでに7年が経過している時点であった。私は私なりの旅があり、彼には彼の道があった。この本、読みだせばきりがない。抜き書きしようとすると、どこまでも抜き書きしなくてはならなくなる。
しかたがないので、とりあえず、一番関係のありそうなところを見開きで画像として納めておこう。あと、余裕がでてきたら、何事かメモとして転記するかもしれない。
しかし、それにしても、と思う。著者と同じ道にいるかな、と思えたのは、この本の中のほんの序章の序章である。この本においてはイントロにすぎない。そして、それからの著者の旅は、とてつもないロングウォークになるのである。
この本、巻末に、関係グループや団体のリストがついていて、当時の貴重な資料となっている。この本、ちょっとあまりにも情報を込め過ぎたのではないか。三部作とか、五部作とかに分割してもいいような、分厚い内容である。
しかして、それもまだ1982年段階までのことである。この後、私が彼に再会したのは、1990年代になってからの、福島の獏原人におけるお祭りのときであった。そしてそして、それからだって、さらに20年が経過して、この2014年はあるわけである。
おそらく、トモ君こと大友映男の旅は、まだまだ続いているだろう。「生存への行進」と銘打った、彼のライフスタイル。あっぱれな人生だと思う。
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コメント
いきなりこの記事関連へのアクセスが増えた。今時、だれがここを読んでいるのだろう。
すでに引っ越ししてしまった当ブログではあるが、ネット上から消えてしまったわけではない。ひとつの記録として、ネット上に存在する限り、誰か彼かがアクセスしてくる可能性はつねにある。
なにか、そういう再発見があったアクセスランキングだった。
投稿: Bhavesh | 2018/06/25 17:07