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2014/05/28

「Facebookお得技ベストセレクション」お得技シリーズ004 <2>

<1>からつづく 

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「Facebookお得技ベストセレクション」お得技シリーズ004ムック<2>
2014/01  晋遊舎 ムック  97ページ 
★★★★★

 ああ、この本、本格的にFB参戦と思いつつ、いつも枕元にあるのだが、どうも開く気になれない。なんでだろう。具体的には、どんどんFBの新機能に気づいて、あれ、これはこうするとこうなるのか、と新発見はつづいている。

 思えば、この手のマニュアル本が他にもある。「ブログ運営テクニック100 」(コグレ マサト するぷ 2012/8)と、「Kindleセルフパブリッシング入門」2013/4/13 日本実業出版社)あたりである。順序としては、ブログを書いてキンドルを作ってフェイスブックでワイワイやろう、という魂胆である。

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 このあたり、これから、もっと充実しようとしてきたのだが、どうも本気にならない。どうしてだろう。もっと電脳社会に溶け込もうとするのだが、こちらが老齢化して、いまいち感性がにぶくなっているのか、そもそも才能がないのか。

 でも、待てよ、と考える。こいつらの本の性格が悪いのではないか。「必ず結果がでるプロ・ブロガーが教える"俺メディア"の極意」。このキャッチフレーズ、なんだか気持悪いな。どっかの受験雑誌みたいで、おいおい、ブログって、なにか結果を出すために、書いてんのかよ。変だぞ。

 「電子書籍でベストセラー作家になろう」 ってのもおかしい。別に作家になろうとしているわけでもなく、ましてやベストセラーを書いてやろうなんて思っているわけではない。むしろ、ニッチな小出版こそが電子書籍のメリットなのではないか、とさえ思っているのである。技術はともかく、方向性がまるで真逆ではないのか?

 「超便利になる『裏ワザ』を集めました」って、これも変だろう。別に裏ワザを知りたいわけじゃない。オモテ技でいいのである。とにかく使えて、みんなが、それは当然でしょう、というあたりまで分かっていたら、それでいいのだ。なにかズルして得しようなんて、(すこししかw)思ってないのだ。なんか、こちらをくすぐってやろう、という魂胆が見え過ぎる。

 この三冊、以前から気にはなっているのだが、どんどん古くなる。くすぐられっぱなしで、結局は、いつの間にか、次のサービスが始まって、やがて、忘れ去られていくのかな。とまぁ、逡巡するが、この辺、むしろ、私の性格のほうに原因があるのかもしれない。_| ̄|○

<3>につづく

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