『DEAD』創刊号 「時空間」3号「まがじん雑学」より
「時空間」第3号
時空間編集局 1973/04 ガリ版ミニコミ A5判 p100 表紙デザイン れおん 表紙タイトルのみシルクスクリーン印刷
Total No.3255★★★★☆
久しぶりに開いた懐かしい一冊。いずれ後日に詳述するとして、今回は編集者あぱっち追っかけの中で開いた一冊。私はこの雑誌に「まがじん雑学」を連載していた。その中で、あぱっち(浜田光)が編集したガリ版ミニコミ「DEAD」(1972/12)に触れている。
「DEAD」
東京・吉祥寺は「名前のない新聞」などでつとに有名なアパッチらが編集している雑誌。
「つまらない文章は絶対に載せません」をモットーに、執筆陣は片桐ユズル、諏訪優、大江まさのり、末永蒼生(以上、「DEAD1」より)などと格調高い。
そのうち「現代詩手帖」や「ユリイカ」並みの顔がズラリと揃えるのかなぁ? 俺なんか下らなさからの出発の方が個的還元が大きいと思うけど・・・・。
この文章が読まれる頃は、もう「DEAD2」できていると思うよ。
東京都三鷹市吉祥寺2-○○ー○ オフセット表紙 ガリ刷80頁 p45「まがじん雑学」阿部清孝
この「DEAD」創刊号、ぜひ読んでみたいが、手元には「DEAD2」しかない。版元にはあるかな、と思ったが、どうやらあぱっち自身の手元にはあるけれど、すぐには出てこないとか。
ただ今、ネットワークで70年代カウンターカルチャーの痕跡を訪ねて、さまざまな表現物を再録中。あの時代において、記憶すべき一冊であった「DEAD」。創刊号を持っている人がいたら、ぜひ、ご連絡を!
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