プレムバヴェシュの孫たちとの対話 <46> 授乳
「プレムバヴェシュの孫たちとの対話」
<46>「授乳」
1)孫におっぱいをやる。別段にめずらしいことでも、初めてのことでもない。孫に限らず、自分の子供たちの時にもやったし、子供時代、ちょうど東京オリンピックのあった年に、我が家ではとなりの共稼ぎ若夫婦の子供を預かっていた。その頃、小学5年生だった私は、頼まれて、何回もミルクを作って、飲ませたことがある。
2)もちろん私は男だから、形としては小さな乳首を二つ持ってはいるが、自分の体でミルクを作ることはできない。そして、奥さんのような年齢の女性にもそれは無理なのだ。
3)では、授乳は若い女性、特に母親の特権か、というと、もちろんそうではない。母乳第一主義の人もいて、私はどちらかというとそのことに賛成なのだが、いざとなった場合、母乳でもミルクでも、どちらでも行ける、という体制のほうが、サバイバルできそうだ、と思う。
4)特に3・11の時のように、十分な環境がない時、母乳とミルクを要領よく切り替えられたほうが、「便利」だと私は思う。
5)上の孫たちの中には、母乳しか受け付けないという赤ちゃんもいた。どうも練習しないと、哺乳瓶からうまくミルクを飲めないらしい。飲ませ方も悪いのかもしれない。あるいは、ミルクを作るのも結構手間がかかるらしいから、母乳一辺倒という環境も、まぁ、あることであろう。
6)さて、我が家の4人目の孫は、バイリンガルじゃなかった、バイミルカルというか、母乳とミルクと両方いけるように訓練中。母親が上の子の検診で不在になる時、一緒に留守番することになった。私は、これ幸いと、ミルク授乳にいどんだという訳である。
7)時には時間がかかると言われていたが、スプーン5杯のミルクを70℃のお湯100CCで溶いて、水道の流水でひと肌まで覚ましたあと、赤ちゃんの口元にあてて見た。
8)おお、なかなかいい感じで飲んでくれる。30分くらいかかったなんて言っていたけど、きっとその時は眠かったのかもしれない。今回は、うまくいって、なんとか10分もかからずに飲み切ってしまった。
9)ゴクゴクと音を出して飲んでもらうと、なんだか、母親になったような快感が伴う。吸い口からうまく空気が入っていかないと、詰まってしまうのだが、最近の哺乳瓶はうまくできているのか、あまり気にせずに授乳することができた。
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