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2014/07/17

「IKEA仙台」 本日7月17日オープン


「IKEA仙台」オープン  
2014/07/17

1)図書館の途中なので、いつも自転車を漕ぎながら楽しみにしていた。10月オープンと聞いた記憶があるのだが、どうやら早まったらしい。

2)二日間のプレオープンを終えて、本日、本格的なオープンとなった。仙台市市長や宮城県知事、スェーデン大使などもオープンセレモニーに参加するというので、ちょっと早めに出発。車は混雑しそうなので、自転車で行くことにした。雨もちょうど止んだところ。

3)ディキージャズバンドのライブが一層会場の雰囲気を盛り上げる。出来ている行列は数百メートル。おそらく数千人が並んだ。一番乗りの中年の女性は福島市から来て、二日前から並んでいたという。商品券5万円をもらって、ご満悦。

4)挨拶やら植樹式やらのセレモニーが終わって、行列がすべて入場するまで30分ほどの時間がかかった。その後に続いて入場してみると、すぐに二階への長いエスカレーターの乗せられ、長い、くねくねとしたショールームを見て歩く。

5)IKEAのコンセプトは確か、デザインが良くて、自分で組み立てて、しかも安い、ということだった。天井は必ずしも高くはなく、配管類はむき出し。しかも照明は抑えられていて、部分照明が多用されている。

6)商品類はたしかにデザイン的に凝っているものが多く、あちこちから若い女性の声が「かわいい!」って聞こえてくる。ふむふむ。

7)あの大きな建物の割には、商品の点数は少ないように思う。例えば東京インテリアなどに比較すれば、圧倒的に少ない。ただ、全体的に安価に設定してある。

8)商品の品質的に言えば、ニトリとそう変わらないように思うが、こちらはディスプレイとか、商品の配列で、生活感を余りださないようにしている感じ。値段は、お互い似たもの同志、という感じがする。

9)特徴は、一階が天井が高い、大きな倉庫になっており、そこから自分で品出しをしてお買い上げ、というシステムらしい。上階はおそらく大きな駐車場になっているのだろう。

10)そもそもが自分で持ち帰って組み立てるというシステムだから車で来るのが必要条件となるが、オープニングの時期は混むので、8月中まで駐車場は一律1000円だとか。強気だな、と思ったが、9月1日以降に使える商品券1000円分付きということだから、それはそれでいいだろう。このアイディアが功を奏したか、駐車場および路上は混雑している風でもなかった。

11)ざっと見た限り、近くのホームセンターやスーパー、レストラン街とは、ちょっとコンセプトが違うので、割と住み分けはうまくいくのではなかろうか。

12)すぐ近くには3・11で被災した海岸線を中心とした人々の仮設住宅街がある。このエリアにも災害住宅の予定があり、これから生活様式を一式そろえなければならない、という人には、トータルコーディネイトで、買いそろえたら、結構、お買い得、ということになるだろう。

13)興味本位でお店を覗いた私としては、緊急に必要なものは何もなかったが、2~3、そろそろ買い換え時期かなというものがあり、いくつか目にとまった。値段もお手頃だが、自分の今の生活空間に取り入れるとしたら、バランスはどうだろう、と今日は見るだけにして、後日、ゆっくり品定めすることにした。

14)サービス面では、客も店員もまだ不慣れなことがあり、流れがいまいちよくなく滞っているところもあった。店内案内も、聞かれた店員はその場から動くことはなく、指であっちこっちと案内するだけで、果たして、これでずっと行けるかな、と首をかしげた。

15)いずれにしても、珍しいスタイルの店舗が出店しても、こちらの土地の風土に合わせて、いつの間にかそのユニークさを失ってしまうこともある。そもそも本来持っているIKEA本来の文化を、十二分に伸ばしてくれればいいな、と思った。

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