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2014/07/14

「ロートレアモン全集」 全一巻 石井 洋二郎 (翻訳)

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「ロートレアモン全集」 全一巻
ロートレアモン (著), Lautr´eamont (著), LAUTREAMONT (著), 石井 洋二郎 (翻訳) 2001/03 筑摩書房 単行本: 672ページ
Total No.3296?????

1)ロートレアモン、とは誰か? 

2)新宿風月堂→阿部薫→芥正彦→ロートレアモン、という図式がひとつあった。

3)まったく予期せぬ出来事だったが、同じ日に、古い友人から、ロートレアモンの話がでた。友人が彼について詳しい、ということではない。かなり昔に、共通の友人(しかも女性)が、読んでいたというロートレアモンの一冊を本棚から取り出してきた。

4)ジャズの話をしていたから、しかも、モダンジャズの中の、さらにフリージャズについて語り合っていたから、そんな連想があったのかも知れない。あるいは、まったく違うかも知れない。

5)とにかく、ロートレアレモンではなく、ロートレアモン、である、ということは分かった。

6)同時に出てきたということは何かがあるのかも知れない。まずは一冊読んでみよう、ということで、図書館に予約した。10数冊あるうちの、一番「マトモ」そうな奴を選んだ。配本されるまで数日かかるだろう。でもその前に、ネットなどで情報を得ることはできるのではないだろうか。

7)検索してみると、いろいろ出て来る。フランスの詩人で、すでに百数十年前に24歳で亡くなっているという。自殺か病死か、死因は確かではないという。生前は認められることはなかったが、没後、徐々に評価があがり、現在に至るまで、その名声は消えることはなさそうだ。ふむふむ。

8)とは言え、所詮、表現論は、結局表現に留まる。表現が途絶えたところにこそ真実があるとするならば、どれほどの表現であったとしても、所詮、それは真実ではない、ということにもなる。

9)しかしながら、あらゆる表現を含み、さらにそれを超えたところに真実があるとするならば、それらの表現物もまた、真実の一部である、とも言える。あるいは、その表現がどれほどの広がりを持っていたとしても、それを超えているのが真実だとするならば、表現の偉大さこそが真実のさらなる偉大さを示している、とも言える。

10)などなど、ちょっと身構えたが、何はともあれ、ロートレアモン全集とやらが届いたら、まずは、ページをめくってみようではないか。

11)あれあれ、そんなことしていいのかな。それではますます本道に戻れなくなるよ。まぁ、いいじゃないか、そもそも当ブログの目的はほぼ達成されて、すでに終わっている。モノローグのように見せて、実はダイアローグでしかない当ブログも、結局は、かけ会いあっての「表現」でしょう。

12)友人たちからの「リクエスト」とあらば、未知なる領域ではあるが、敢えて受けて立ってみよう・・・

つづく

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